分かりにくい「リフォーム」と「リノベーション」の違い
そもそも「リフォーム」や「リノベーション」にははっきりとした定義はありません。しかし、それは単純な工事規模の大小ではありません。一般的に「リフォーム」は当初(新築時または新設時)の性能や機能を回復するために行われるものをいいます。経年で価値がマイナスになっていたものを「0」に戻す、元通りにするということです。かたや「リノベーション」は、その改修工事によって既存の建物に新たな価値を生み出すことをいいます。リノベーションでは、長くその家で暮らしていくうちに、家族人数の変化や、自分自身の加齢によって変化してきた暮らしに合わせて住まいをカスタマイズ、アップデートすることです。つまりマイナスを「0」に戻すだけではなく、そのうえ「プラス」に変えることを目的としています。
リノベーションで価値を向上させる
リノベーションは、見た目のデザインだけでなく、既存の建物の特徴を見出し、そのポテンシャルを活かす知識やアイデアが不可欠です。単に古いものを新しく入れ替えるのではなく、その価値を高めながら暮らしをアップデートする行為だからこそ、設計力やデザイン力が必要とされているのです。
建築家が見出す新たな価値
古くなってしまったものがダメなのではなく、今あるものを上手に活かし、新たな価値を創造することが得意なひとがいます。それは、いわゆる「建築家」とよばれるひとです。テレビ番組の「解決ビフォアーアフター」に登場する、「匠」です。そのような建築家さんがリフォーム、リノベーションについて熱く語ってくれる相談会が5月に柏にて開催されます。ご興味のある方、もうそろそろ建物の改築を検討しようしている方、ぜひ参加してみてください。
>>「はじめての建築家リフォーム相談会」
では、また!
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