キッチン変えてお風呂と洗面、ついでにトイレ変えておいくらですか？
あ、床も張り替えたい！
できれば壁紙も新しくしたいなぁ。
リフォームと言えばこんなやりとりが浮かぶかと思います。

チラシを見て相場を知ってると思ってる方、
ネットの書き込みを信望して止まない方。
やりたいことだけやって欲しい方。
そういう方がリフォームをし、失敗したと、書き込みをするような後悔をしてる大多数の方なのです。

風呂やキッチン変えるより、やるべきことが他にある場合でも、言われたままをやって済ませてしまうリフォーム屋さんもたくさんあります。
言われた予算に合わせてくるだけの業者も多数。

後になって、費用対効果を感じないリフォームがこれに当たります。

逆に、正しいことなのですが、駄目なところを見つけるたびに報告し、その都度追加見積もりを出し、終わってみたら予算を遥かに超えていた、なんてことも業者が悪く言われてしまいます。
単に予算管理していればお互い免れたはずです。

本来なら、施主の今の年齢、家自体の状況、今の時代は更に適法か否かも重要な時代。
予算とは別に、やりたい事、やらなきゃならない事を列挙し、優先順位をつけ、予算内で、また生涯でやるタイミングを共に決められる業者と巡り合うことが大切です。

脅かすつもりはありませんが、まだまだ地震はあるでしょうし、まだまだ電気代は上がります。
キッチン変えるなら是非水が節約できる食洗機を、屋根やり変えるなら太陽光をと、きちんと先を見据えたアドバイスが必要です。

例として
働き盛りの30代に築後15年の住まいを中古で購入。
施主の今の年齢は45歳、という事は築後30年のお住まいに今住んでいるという方。
人生80代は当たり前のこの世の中で、今一番大切にすべきは、これから先、その資産である住まいがあと何年持ち堪えるのかをきちんと判断できるかどうかです。

人生80年-築後30年＝健全な住まいでいてもらわなきゃならないのは50年

あと50年持ち堪えなければなりません。

建て替え、買い替え、マンションへ住み替えなど、リフォーム以外の方法もありますが、若き日に求めたその住まいを永続する方法はないものか。

しっかりとインスペクションをし、手を入れた住まいに対する安心感は、より愛着を増すことでしょう。

まだまだ秘策はあります。
お気軽にご相談ください

R+リノベ
手塚隆善