建築家とつくる理想を超える注文住宅・リノベーション
カタログを請求する

カタログを
請求する

イベントの予約をする

イベントの
予約をする

家づくりの相談をする

家づくりの
相談をする

カタログを請求する

カタログを
請求する

イベントの予約をする

イベントの
予約をする

家づくりの相談をする

家づくりの
相談をする

ロコモティブシンドロームって知っていますか?

暮らしのポイント
公開日:2023.10.15
最終更新日:2024.01.14
株式会社アールプラスDMの家づくり写真
株式会社アールプラスDMの家づくり写真
暮らしのポイント
公開日:2023.10.15
最終更新日:2024.01.14

ロコモティブシンドロームって知っていますか?

ロコモをご存じですか
老齢期になってからでは手遅れかもしれません。
みなさん、こんにちは!暑かった夏も終わり、食欲の秋到来。過ごしやすくなったと同時に食欲も出てきましたよね。食べ過ぎ注意しなければと思いながらも、ついついおいしいものを目の前にすると.....。そこで気になるのが体重増加、運動もしていかなければと思いながら、最近は朝ラジオ体操などにも参加しております。すると毎朝出会う、人生の先輩方、非常に活力ある姿で尊敬してしまいます。ラジオ体操の始まる前から、続々と公園に集まってきて、仲良しグループ5人くらいでスクワットやっていますから!そんな気合入っている先輩から聞いた言葉が「ロコモ」?ロコモーティブシンドローム予防だそうです。本日はロコモーティブシンドロームについて紹介してみようと思います。

目 次

ロコモーティブシンドローム(ロコモ)ってご存じですか?

 わたしも聞いたことなかったので、国立長寿医療健康センターのホームページから調べてみました。
 ロコモティブシンドロームとは、筋肉や骨、関節、椎間板といった人間の運動器に障害が起き、日常生活するうえで何らかの支障が出てきてしまう状態を指すそうです。このロコモティブシンドローム(ロコモ)がどんどん進行していくと、そのうち介護状態になる可能性があり、若いうちから予防することがとても重要とのことです。
 人間の身体を動かしている「運動器」は、骨や関節、筋肉や神経から構成されていて、それらがお互いにうまく連携しながら動くことで、人間は身体を自由に動かすことができるそうです。だんだん齢を重ねてくると、膝の痛みや筋力の低下などの運動器の不具合が増えてきて、治療が必要になってきます。これらのように介護が必要となる原因には、運動器の病気や障害が少なからず関係していることから、2007年に日本整形外科学会によりロコモティブシンドローム(ロコモ)という概念が提唱されました。
 人間の運動器の障害は、少しずつ進行していきます。早いうちから、自分でその障害の予兆に気付くためのツールとして日本整形外科学会から下記の「ロコチェック(ロコモーションチェック)」が公表されていますので、皆さんもぜひ「ロコチェック」してみてください。
やってみましょう!「ロコチェック」
出典:日本整形外科学会
みなさん、ロコチェックの結果は、いかがでしたか?なんと1項目でもチェックがつくと、ロコモの可能性があるそうですよ(;'∀')。 わたしなどは、片足で靴下がはけない!一つ目からつまづいてしまいました。

更に詳細にロコモ度テストを行ってみたい方には、厚生労働省から下記の「ロコモ度テスト」が公表されています。

参考:厚生労働省「ロコモ度テスト」
NILS-LSA(ニルス・エルエス・エー)※1という機関が行なった調査では、40-80歳代の方々のうち、ロコモ度テストのいずれかの項目に「症状がある」と答えた女性は29.5%、男性は25.7%でした。また「症状がある」と答えた方々の割合は高齢になるほど高くなり、項目別では「片脚立ちで靴下がはけない」「階段を上がるのに手すりが必要である」「家の中でつまずいたりすべったりする」にチェックした方々が多いという結果でした。
40から80歳代のロコモ度チェック結果
出典: NILS-LSA 調査より
※1 国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究(National Institute for Longevity Sciences - Longitudinal Study of Aging: NILS-LSA) : 老化に関する長期縦断疫学研究は、同じ人を長期にわたって繰り返し調査をして、老化の過程や認知症、骨粗鬆症、老人性難聴などの老年病の発症の要因を明らかにするとともにその予防法を見つけ出すための研究。
>>【RDM公式】八千代市・千葉市の注文住宅・リノベーションならアールプラスDM

【0次予防】の大切さ

 確かに若い時はなにも気にせずにできていたことが、いつの間にかできなくなっていることが次第に多くなっている気がしますが、皆さんはいかがですか?骨折してしまったり、寝たきりになってしまってから「もっと日ごろから運動しておけばよかった....」と後悔しても遅いです。人間というのは本来意思が弱い生き物なのです。世の中の仕組みが、自然と健康に向かうようになっていれば良いですよね。そこで重要になってくるのが【0次予防】ではないでしょうか。
 病気の「予防」といえば、例えばがんの早期発見・早期治療のための2次予防や、禁煙や食事などの生活習慣に気を使う1次予防などが注目されています。一方、0次予防は「地域や環境そのものが人を健康にしていくよう調整すること」を指します。
 1次予防は、日ごろの自分自身の行動や生活習慣を整えることが重要となります。自分で情報を集めたり、健康に関する知識をつけたりすることなので、個人の努力や意思の強さが重要。
 それに対して、【0次予防】は地域が対象でそもそも病気や健康のことを自分自身がそれほど考えなくても、自然と健康的な行動や生活習慣ができるように、地域や社会を整えるという考え方です。
 例えば、健康診断で高血圧や高脂血症が指摘されているとしても、家の近くにハンバーガーやラーメン屋さんなどがあったらその利便さで、つい利用してしまう頻度が高くなってしまうかもしれません。しかし、家の近くにあるのが総菜屋であれば、極端に偏った食事よりは、野菜なども入っているバランスのとれた食事を摂りやすい環境といえるでしょう。
 このように【0次予防】では、自分自身の努力や意思に関係なく、あえて健康を意識しなくても健康的な行動や生活習慣が実行できるような環境を、社会や地域で整えていくことがポイントになります。 考えようによっては、なんてわがままな考えなのだろう?と思われるかもしれませんが、人間は弱いのです....。

 また、別の観点から見てみますと、日本においては国民皆保険制度が整備されていますが、実際には健康格差は存在しており、問題とされています。日本においても、
 その健康格差が生じる原因は2つあるといわれています。1つは「所得」が挙げられます。裕福な人ほど健康に関する興味関心が高く健診に行ったり食生活を整えたりするため、所得の低い人よりも要介護認定を受けたり死亡したりするリスクが約3倍も異なるというデータを示す資料があります。
 そしてもう1つの原因が、「地域」によるものです。移動手段では、地方では車を使って移動することが多いことに対して、都市部では電車で移動するために駅やバス停まで歩く人も多いので、都市部に住んでいる人の方が、地方に住んでいる人に比べて、歩行時間が長くなる傾向にあるようです。歩行時間の長さや歩数は運動不足に直結するため、日常生活の主となる移動手段に関しても健康に影響を与える大きな環境の違いといえるでしょう。
 スーパーや八百屋さんが自宅近くにある人たちは、そうでない人に比べて果物や野菜を摂取する傾向にあり、要介護認定になったり認知症になる確立が低いこと、公園が近い高齢者は運動頻度が2倍も多く、活動拠点の近くに住んでいる人ほど活動の参加度が高いことがわかっています。行動に至るまでのハードルが低くなるように、社会環境そのものをデザインしていくことが注目されています。
>>【RDM公式】八千代市・千葉市の注文住宅・リノベーションならアールプラスDM

断熱リフォームは【0次予防】になる

 上記の【0次予防】は地域、いわば環境の観点から自然と健康を維持できるような取り組みですが、私たちでも生活環境を意識すると【0次予防】につながることがあります。それが断熱リフォームです。
 以下、慶応義塾大学の伊香賀教授の研究によりますと、住環境と健康の関係に関してはイギリスにおいては数十年以上の研究の蓄積があるそうです。
 ヨーロッパで一番寒いフィンランドは冬季の死者数は10%しか増えない、ドイツ・オランダは11%、デンマークは12%ということで、ヨーロッパでも寒冷な国ほど冬の死者の増え方が小さくて、逆にポルトガルが28%、スペインやアイルランド、イギリス、ギリシャ、イタリアがフィンランドの2倍前後の増加になっているというショッキングなデータがあります。実はこれが、断熱のいい住宅が既にかなり普及していて暖かい暮らしができている国民が多い国で死者が少なくて、温暖で地中海に面していたり海流の影響で暖かいイギリスなどの国では家の断熱性能に油断があって、断熱性能のいい住宅があまり普及していない国で冬にたくさん亡くなっているという解説がされています。
 イギリスではこうしたことを受けて、温度の指針というものが国民に示されていて、18℃が許容温度、18℃未満だと血圧が上がって心臓や脳の病気になりやすい、16℃未満の室内で暮らし続けていると呼吸器系疾患―肺炎などに罹りやすい、5℃だと低体温症、つまり死に至るということになります。
英国保険省の冬季室内温度指針
実は日本のほとんどの住宅は、イギリスでいう危険レベルの住宅が多数だという状況なのですが、それがいかに危険かということが日本ではほとんど知らされていません。一般の人も冬寒いのは当たり前で暖房をあまり贅沢に使わないことが美徳、というような間違った感覚が日本ではあるのかもしれません。
日本において、一番高断熱住宅が普及しているのが北海道(82%)で冬季死亡率は10%、青森県は普及率は65%程度で死亡率は11%ということで、高断熱住宅が普及している地域では、確実に冬の死亡増加率が少なく、高断熱住宅が2割程度しか普及していない都道府県では北海道の2倍程度死亡率が高くなってしまっています。
まずは断熱住宅を日本に普及させる、とくにあまり普及が進んでいない温暖地に普及させることによって、疾病予防・介護予防に寄与する可能性がありそうだ、というわけであります。12月~3月までに47万人の方が毎年亡くなっていて、その主な死因が心臓と脳と肺の病気の3つで、これらの合計で死因の6割を占めています。夏の熱中症は、年間5万人前後が毎年救急搬送されますが、亡くなるのは千人前後です。これだけの数にあれだけテレビ使って広報活動を行い、相当莫大な費用を使っているのに対して、冬の死者数は47万人ですから桁がまったく違うにも関わらず、住宅に関係すると思われる健康政策が遅れているのではないかと思います。
日本でも温暖な県で冬の死亡増加率大
上記のように、伊香賀教授の研究によりますと、日本の特に温暖な地域の住宅は、とにかく健康に悪い影響を与える可能性が高いということです。そこで寒い住宅を温かい住宅にリフォームすることによって、自然と健康を維持できるのではないかということです。
確かに温かい環境で生活していると、家の中での活動量も増えるというデータも存在しています。なにも、真冬の寒い公園で運動しなくても、それなりの運動量が日ごろから確保できるかもしれません。
>>【RDM公式】八千代市・千葉市の注文住宅・リノベーションならアールプラスDM

はじめてのリフォーム相談会に参加してみよう

 家の間取りが使いづらい、お子さまが独立して部屋が余ってしまっているなどで現在リフォームを検討している方が多くいらっしゃるかもしれません。しかし、リフォーム・リノベーションを上記の観点から検討してみると他にもやらなければいけないリフォームもあるかもしれません。このような内容をもっと詳しくお聞きになりたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ11月に柏市で開催される「はじめてのリフォーム相談会」に参加されてはいかがでしょうか。

>>【柏市開催】はじめてのリノベ相談会


ではまた!
>>【RDM公式】八千代市・千葉市の注文住宅・リノベーションならアールプラスDM
#リフォーム #リノベーション #木造 #家事がしやすい #バリアフリー #介護に配慮 #相談会 #勉強会 #リフォーム相談 #リフォームの基礎知識 #リフォームの間取り・設計 #リフォームデザイン #断熱リフォーム #耐震リフォーム #リフォーム補助金

おすすめの平屋のコラム
家づくりの豆知識をお伝えします。

株式会社アールプラスDMの家づくり写真
家づくりノウハウ
2024.08.19

千葉県八千代市の土地価格相場は?狭い土地の上手な活用方法も紹介

株式会社アールプラスDMの家づくり写真
家づくりノウハウ
2024.08.19

柏市の土地価格は?将来の推移を予想|平屋や狭小地の家についても解説

株式会社アールプラスDMの家づくり写真
家づくりノウハウ
2024.08.19

千葉県習志野市の土地価格相場は?家づくりで重要な土地選びのポイントもご紹介

株式会社アールプラスDMの家づくり写真
家づくりノウハウ
2024.01.14

平屋の注文住宅を建てるときに注意すべきポイントは?

前へ
千葉県船橋市の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
リフォームとリノベーションの違いとは?メリット・デメリットも解説
次へ
千葉県船橋市の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
リフォームとリノベーションの違いとは?メリット・デメリットも解説

おすすめの平屋の施工事例
こだわりの理想のマイホームをご紹介します。

お客様の声
いただいたお客様の声を紹介します。

強みをご紹介
私たちの家づくりの強みをご紹介します。

株式会社アールプラスDMの家づくり写真

外構・庭のデザイン

アールプラスDMは家と庭、外構をトータルで提案する住宅会社です。外部空間のデザインも家づくりと同じく重要な要素と考え、家に合わせて庭をデザインし、敷地全体における住まいのプランを提案します。家の完成を「100%」とすると外構、庭ができることでその完成度は「120%」になります。アールプラスDMはプロのガーデンデザイナーが外構、庭を設計し、専門スタッフのガーデナーにより、品質の高い施工と引き渡し後の暮らしのサポートを行っています。
株式会社アールプラスDMの家づくり写真

伐採から始まる家づくり

私たちアールプラスDMでは、家づくりに国産材を利用できる現地ツアーを実施しています。着工前に木材の産地である高知県梼原町にて伐採祈願祭見学ツアーを行い、お施主様の手で伐採した木で家をつくることができます。
砂利道の外構と家の玄関

土地・物件探し

家を建てる際、どこで、どのような土地を選ぶかという点は非常に重要です。アールプラスDMは、家づくりのプロとして、ご希望の暮らしを叶えるための土地選びのノウハウが沢山あります。適切な予算配分や立地等の条件、設計のプロである建築家の視点だからこそ気付ける土地のメリット、デメリットなどをお伝えし、最適な土地選びをサポートしています。

商品
私たちの商品をご紹介します。

おすすめのモデルハウス
私たちのモデルハウスをご紹介します。

おすすめのイベント
私たちが開催する家づくりのイベントをご紹介します。

株式会社アールプラスDMの家づくり写真
素敵な事例写真をご紹介します

株式会社アールプラスDMの家づくり写真

お問い合わせ
注文住宅・リノベーションのご相談はこちら

住所
千葉県千葉市花見川区幕張町5丁目417-7 幕張ハウジングパーク区画22
営業時間
10:00~18:00
休業日
水曜日・年末年始
住所
千葉県我孫子市新木野
営業時間
10:00~18:00
休業日
水曜日・年末年始
住所
千葉県八千代市島田台790-1
営業時間
10:00~18:00
休業日
水曜日・年末年始
守谷office
住所
茨城県守谷市中央3-17-3 COSMOS守谷2F
営業時間
10:00~18:00