注文住宅とは、設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどに依頼して建てる一戸建て住宅のこと。土地探しから設計、外観にいたるまで、自分たちの要望を反映できる自由度の高い家です。「ライフスタイルに合った家を建てたい」「趣味のスペースを作りたい」など、こだわりをもった家づくりをしたい方に選ばれています。注文住宅を建てるときには、土地探しからスタートします。次のような条件が揃っていると、理想の注文住宅が建てやすいでしょう。

まず注目したいのは、土地の「形状」です。四角形に近い建物が建てられる土地かを確認しておきましょう。土地の形状によっては、L字型やコの字型の家を検討したほうがよい場合があります。とくに、外観にこだわりたい方は土地の形状をしっかり確認することで、理想に近づきやすいでしょう。なお、建物のプランを作る設計者によっては変形地などでも住みやすいプランを設計できる場合もあります。“土地の相談は不動産会社へ“と思われがちですが、理想のマイホームに近づけるためには、まずは住宅会社・工務店に相談するのがオススメです。

土地を選ぶ上では、安全に住み続けられるかどうかも重要なポイントです。そのため、土地探しでは、自然災害のリスクが低いエリアを選ぶことが大切です。地震が多い地域であれば地盤の硬い土地を、水辺に近い地域ならば高い場所にある土地を選ぶと安全度が高まります。土地探しをする際は、市区町村が公表するハザードマップなども参考にしましょう。

売りに出されている土地の中には、電気や水道などのインフラが整っていないところもあります。そのため、土地探しをする際は、これらのインフラが整備されているかも確認しておきたいところです。ただし敷地内に配管の引き込みがない土地でも、前面道路に埋設管があれば、それほど費用をかけずに接続工事が行えます。一方で、離れた場所の管から引き込む場合は多くのコストがかかります。できるだけコストを抑えたい方は、インフラの有無にも注意しておきましょう。

家づくりにおいて、日当たりや風通しがよいことは重要な要素です。日当たりや風通しがよければ、洗濯物が乾きやすかったり冬でも暖かく過ごせたりといったメリットが享受できます。さらに、土地全体の日当たりがよければ、間取りを考える上での制限も受けにくいでしょう。土地によっては周辺に高い建物が建っている可能性もあるため、日当たりや風通しは、現地に出向いて確かめることが大切です。

新築で家を建てて、すぐには変化がない土地でも、数年後に隣接する場所に高い建物が建ってしまうなど、環境が変化しやすいところもあります。そのため、土地探しをする際には、将来的に環境変化が少ないエリアを探すことが大切です。たとえば、土地の前面が大きな道路や河川、公園などの公共施設だと将来的に高い建物が建つ可能性は低くなります。また、都市計画などで建物の高さに制限があるエリアも、よい住環境が保ちやすい地域です。土地選びでは、今だけでなく、将来的な変化も視野に入れておきましょう。

注文住宅用の土地を探すときのコツは、次の３つです。

住みたいエリアと予算を決めておくことは、注文住宅用の土地探しをスムーズにするコツです。どの辺りに住みたいのか、土地の購入にはいくらまでかけられるのかを、事前に決めておきましょう。なお、土地の費用は、土地代だけでなく手数料や税金も含めて考える必要がある点も注意しておきたいところです。

土地探しをする上では、ある程度土地にかかわる用語を知っておくとスムーズです。とくに、その土地がどんな用途で使われる土地なのかを示す「用途地域」や、どのくらいの大きさの家が建てられるかを示す「建ぺい率・容積率」は覚えておきたい用語です。また、どのくらいの高さの家を建てられるかを示す「建築制限」も、覚えておくと土地探しに役立つでしょう。

土地探しの方法は、次のようにいくつかあります。
・インターネットなどで探す
・不動産会社に依頼する
・工務店やハウスメーカーに依頼する
・現地に出向く
自分で探すこともできますし、不動産会社などのプロに依頼することも可能です。近年は土地の動きも早いため、よい土地との出会いにはタイミングも重要です。そのため、いくつかの選択肢を組み合わせながら、連携して探していくことをおすすめします。

ここからは、注文住宅を建てる方にも人気の千葉県内のエリアを紹介していきます。

「八千代市」は、首都圏から30km圏内にある、都心への通勤に便利な地域です。市内を走る東葉高速線の始発駅、東葉勝田台駅から日本橋までは快速で43分で到着します。八千代市で注文住宅を建てるなら、「高津」「緑ヶ丘」「大和田」「八千代台」「村上」「勝田台」といった市街化されているエリアから土地探しを始めるとよいでしょう。
また、八千代市内には新川が流れており、利根川が氾濫した場合に水害の危険性が高まります。自治体公式ホームページにて、地震や水害、土砂災害に関するハザードマップが閲覧できるため、土地探しの際に活用しましょう。
参照：▽八千代市Web版防災ハザードマップ

「幕張」は、千葉市の西側に位置する、東京湾沿岸の美浜区と沿岸部寄りの花見川区エリアの総称です。職・住・学・遊と複合機能をもつ「幕張新都心」といった、近代的な都市計画が推進されており、ファミリー層の人気も高まっています。とくに、総武線の幕張駅、京成千葉線の京成幕張駅周辺は、注文住宅に適した土地も見つかりやすいエリアです。また、海のある生活を送りたい方には、「検見川・稲毛地区」や「東幕張地区」もおすすめです。

海に近いことが魅力である幕張ですが、家づくりをする際は地震による津波や台風での高潮などに注意しておく必要があります。千葉市が公開する「地震・風水害ハザードマップ（WEB版）」を確認しながら、土地探しを行いましょう。
参照：▽千葉市地震・風水害ハザードマップ（WEB版）

「柏市」は、都心へのアクセスにも便利なつくばエクスプレス沿線のエリアです。市内には、常磐線や東武アーバンパークライン（東武野田線）も走っています。とくに、柏の葉キャンパス駅と柏駅周辺で都市化が推進されているため、注文住宅の土地探しにもおすすめです。子育て機能を充実させる計画も進められているため、ファミリーでも安心して暮らせるエリアでしょう。

柏市は、利根川に面したエリアがあるため、洪水に注意したい地域も一部あります。また、近年は台風やゲリラ豪雨などの集中豪雨による浸水被害も生じているため、注意が必要です。柏市が公開する「web版防災・ハザードマップ」では、各エリアの自然災害による影響が分かるため、土地探しの際にも便利でしょう。
参照：▽柏市web版防災・ハザードマップ

住みたいエリアが見つかった方は、暮らす目線で土地探しをしていくことをおすすめします。最寄り駅までの時間はどのくらいか、通勤や通学に便利か、周辺に買い物しやすい場所があるかなど生活するイメージで土地を探しましょう。

よい土地が見つかったら、道路側からだけでなく土地の内側から周辺を見ることも大切です。こうすることで、家の中からどんな景色が見えるのか、確認することができます。また、すべて理想通りの土地にはなかなか出会いにくいもの。「自分たちにとって外せないことは何か」、優先順位をつけていくことも土地探しのポイントです。

注文住宅用の土地探しは、形状や自然災害のリスク、インフラ整備などいくつか確認しておきたいポイントがあります。また、よい土地との出会いにはタイミングもあるため、いくつか選択肢をもちながら探していくとスムーズでしょう。R＋house八千代・幕張・柏では、お客様の要望に合わせた土地探しから施工、アフターフォローまでをワンストップでサポートしております。また、経験豊富な建築家がプランを設計するため、土地の制限がある場合も土地の形状に併せて対応することが可能です！千葉県内で注文住宅の購入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
＞＞八千代・幕張・柏エリアで理想の土地に注文住宅を建てるなら「R+house」にお任せください