そもそも建ぺい率とは
建ぺい率(建蔽率)とは、土地の面積(敷地面積)に対する建物の割合(建築面積)のことです。たとえば、100㎡の土地に50㎡の建物を建てたときの建ぺい率は50%となります。
これは建築基準法による規則で、安全性や快適な暮らしを守るために欠かせない制限です。
「せっかく土地を購入したのだから、できるだけ建物に利用して広い家にしたい」と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそれはできません。建物同士が接近しすぎると風通しが悪く、防災の観点からも望ましくないためです。
こうしたことから、家を建てるときには、建ぺい率もふまえた土地探しが大切です。
これは建築基準法による規則で、安全性や快適な暮らしを守るために欠かせない制限です。
「せっかく土地を購入したのだから、できるだけ建物に利用して広い家にしたい」と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそれはできません。建物同士が接近しすぎると風通しが悪く、防災の観点からも望ましくないためです。
こうしたことから、家を建てるときには、建ぺい率もふまえた土地探しが大切です。
住宅にかかわる7つの用途地域と建ぺい率
建ぺい率を決めるのは、それぞれの自治体です。各自治体の都市計画によって、地域ごとに決められています。家を建てたいときには、次の7つの用途地域の建ぺい率を確認しておきましょう。
【住宅に関する用途地域】
・第一種低層住居専用地域:低層の住宅専用の地域
・第二種低層住居専用地域:小規模店舗の立地も認めている低層住宅専用の地域
・第一種中高層住居専用地域:中高層の住宅専用の地域
・第二種中高層住居専用地域:生活に必要な利便施設も建てられる中高層住宅専用の地域
・第一種住居地域:住宅地のための地域
・第二種住居地域:一部で大規模な店舗や事務所利用もできる住宅地域
・準住居地域:自動車に関連した施設などの沿道サービス業と住宅が調和する地域
用途地域によって建ぺい率は30~80%と大きく違うため、家を建てる前には「どの地域の土地なのか」を把握しておくと安心です。
土地を売買する仲介業者は、購入希望者に対して「どの用途地域か」「建ぺい率はどのくらいか」を伝える義務があります。そのため、必ずしも自力で調べなければいけないものではありません。
しかし、建ぺい率について理解しておけば「60㎡の建物を希望しているのに、40㎡の広さでしか認められていなかった」と、後から気づくことを避けられるでしょう。
・第二種低層住居専用地域:小規模店舗の立地も認めている低層住宅専用の地域
・第一種中高層住居専用地域:中高層の住宅専用の地域
・第二種中高層住居専用地域:生活に必要な利便施設も建てられる中高層住宅専用の地域
・第一種住居地域:住宅地のための地域
・第二種住居地域:一部で大規模な店舗や事務所利用もできる住宅地域
・準住居地域:自動車に関連した施設などの沿道サービス業と住宅が調和する地域
用途地域によって建ぺい率は30~80%と大きく違うため、家を建てる前には「どの地域の土地なのか」を把握しておくと安心です。
土地を売買する仲介業者は、購入希望者に対して「どの用途地域か」「建ぺい率はどのくらいか」を伝える義務があります。そのため、必ずしも自力で調べなければいけないものではありません。
しかし、建ぺい率について理解しておけば「60㎡の建物を希望しているのに、40㎡の広さでしか認められていなかった」と、後から気づくことを避けられるでしょう。
茨城県守谷市・古河市・取手市・常総市・つくばみらい市の建ぺい率はどのくらい?
ここからは、茨城県南エリアの建ぺい率について見ていきましょう。
守谷市
街の住みごこちを比べたさまざまなランキングで、近年上位を獲得している守谷市。駅周辺の地域では、ショッピングモールや飲食店などの施設も整っており、首都圏からの転入者も増加中です。つくばエクスプレスの沿線でもあり、秋葉原へも最短32分で行けるなど、交通アクセスも良好な地域。都市開発も積極的に行われている守谷市では、次のような建ぺい率を定めています。
【守谷市の建ぺい率】
・60%
第一種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第一種住居地域(守谷駅周辺地区)
第二種住居地域
準住居地域
準住居地域(守谷駅周辺地区)
第一種住居地域
第一種住居地域(守谷駅周辺地区)
第二種住居地域
準住居地域
準住居地域(守谷駅周辺地区)
・40%・50%
第一種低層住居専用地域
守谷市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図にて示されています。
▽出典:都市計画図 守谷市公式サイト-Moriya City
とくに市街化を推進している、「守谷地区」「北守谷地区」「みずき野地区」などを確認してみるとよいでしょう。
守谷市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図にて示されています。
▽出典:都市計画図 守谷市公式サイト-Moriya City
とくに市街化を推進している、「守谷地区」「北守谷地区」「みずき野地区」などを確認してみるとよいでしょう。
つくばみらい市
つくばエクスプレス沿線にあるつくばみらい市も、近年転入者が増加中のエリアです。東京・秋葉原へ最短40分、学園都市・つくばへも12分で到着できます。とくにみらい平駅周辺ではショッピングセンターなども整備されており、今後新たな街づくりに期待が寄せられるエリアです。こうしたエリアを中心に、建ぺい率を確認しておくと便利でしょう。
【つくばみらい市の建ぺい率】
・60%
第一種住居地域
第一種中高層住居専用地域
第二種住居地域
準住居地域
第一種中高層住居専用地域
第二種住居地域
準住居地域
・50%
第一種中高層住居専用地域
・40%・50%
第一種低層住居専用地域
第二種低層住居専用地域
つくばみらい市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図から確認できます。
▽出典:都市計画図(用途地域図)・地形図(白図) | つくばみらい市公式ホームページ
「伊奈東地区」「谷井田地区」「みらい平地区」「小絹地区」の4つがおもに市街化されている地域です。都市計画図で建ぺい率を見る際は、印鑑のような丸いマークの下側の数字を確認しましょう。
第二種低層住居専用地域
つくばみらい市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図から確認できます。
▽出典:都市計画図(用途地域図)・地形図(白図) | つくばみらい市公式ホームページ
「伊奈東地区」「谷井田地区」「みらい平地区」「小絹地区」の4つがおもに市街化されている地域です。都市計画図で建ぺい率を見る際は、印鑑のような丸いマークの下側の数字を確認しましょう。
取手市
茨城県南エリアの交通の要衝としても知られる「取手市」。常磐線快速・上野東京ラインや千代田線にも接続しており、上野までは最短34分、品川までは最短49分でアクセス可能です。始発駅のため、首都圏へ向かう際も立ちっぱなしの可能性は低いでしょう。
また「住宅取得補助金」を設けるなど、定住化に向けたサポートも充実。条件を満たせば、住宅ローン額に応じた補助金も交付されます。取手駅周辺は都市開発も推進されているため、さらに住環境が整うことが期待できるでしょう。
また「住宅取得補助金」を設けるなど、定住化に向けたサポートも充実。条件を満たせば、住宅ローン額に応じた補助金も交付されます。取手駅周辺は都市開発も推進されているため、さらに住環境が整うことが期待できるでしょう。
【取手市の建ぺい率】
・60%
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
・50%
第二種低層住居専用地域
・40%・50%
第一種低層住居専用地域
取手市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図に示されています。
▽出典:取手市/取手市都市計画図の閲覧
生活拠点地域として都市開発が進められているのは、「新取手」「ゆめみ野」「稲戸井」「戸頭」「桜が丘団地内」です。取手市で土地を探す際には、こうした地域からあたってみるとよいでしょう。
取手市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図に示されています。
▽出典:取手市/取手市都市計画図の閲覧
生活拠点地域として都市開発が進められているのは、「新取手」「ゆめみ野」「稲戸井」「戸頭」「桜が丘団地内」です。取手市で土地を探す際には、こうした地域からあたってみるとよいでしょう。
茨城県西エリアの建ぺい率は?
ここからは、茨城県西エリアの建ぺい率について見ていきましょう。
常総市
東につくば市やつくばみらい市、南は守谷市に接する常総市。市の中央には鬼怒川が流れており、東の低地部は広大な水田地帯です。市内を南北に走る国道294号、東西には国道354号が整備されているため、車でのアクセスも良好。さらに市内中心部に首都圏中央連絡自動車道が開通したことで、千葉県や埼玉県へのアクセスもしやすくなりました。関東鉄道常総線も走っており、取手駅や守谷駅を経由して東京都心部へと移動できるため、通勤圏としても人気が高まっています。
【常総市の建ぺい率】
・60%
石下都市計画区域(用途指定のない地域)
常総市の建ぺい率については、以下のページが参考になります。
▽出典:都市計画の概要/常総市
このほか常総市にはもう1つ、都市開発が推進されている「水海道都市計画区域」がありますが、こちらの建ぺい率は公式ホームページにも記載がありませんでした。地域ごとのくわしい建ぺい率が知りたい場合は、常総市の都市計画課への連絡が必要です。
常総市の建ぺい率については、以下のページが参考になります。
▽出典:都市計画の概要/常総市
このほか常総市にはもう1つ、都市開発が推進されている「水海道都市計画区域」がありますが、こちらの建ぺい率は公式ホームページにも記載がありませんでした。地域ごとのくわしい建ぺい率が知りたい場合は、常総市の都市計画課への連絡が必要です。
古河市
茨城県の西端、県境に位置する古河市。北側が栃木県、西側が埼玉県と接しており、温暖な気候にも恵まれたエリアです。東京都心だけでなく、さいたま市や宇都宮市へのアクセスも良好。国道4号と新4号国道などの交通ネットワークを利用すれば、さいたま新都心や小山へもアクセスしやすい地域です。市内での住宅取得をサポートする「若者・子育て世帯定住促進奨励金」の制度もあり、近年転入者数も増加しています。
【古河市の建ぺい率】
・60%
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
・60%・50%
第二種低層住居専用地域
・60%・50%・40%
第一種低層住居専用地域
古河市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図に示されています。
▽出典:古河市都市計画図(PDFデータ)/古河市公式ホームページ
古河駅を中心とした「古河地区」と、隣接する「総和地区」で市街化が推進されているため、土地を探す際にはこの2つのエリアを確認するとよいでしょう。
家づくりを土地探しからサポート!迷ったらR+houseに相談を。
今回ご紹介した守谷市・古河市・取手市・常総市・つくばみらい市は、自然豊かな環境を残しながらも、都市開発にも積極的な地域です。どの地域も、ある程度余裕をもった住宅を建てやすいでしょう。R+houseでは、守谷市・古河市・取手市・常総市・つくばみらい市でl家を建てたい方の土地探しから施工、アフターサポートまで一貫したサービスを提供しています。変形地など一見不利な条件でも、快適な住まいにデザインできる建築家が揃っていますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
古河市のくわしい建ぺい率は、以下の都市計画図に示されています。
▽出典:古河市都市計画図(PDFデータ)/古河市公式ホームページ
古河駅を中心とした「古河地区」と、隣接する「総和地区」で市街化が推進されているため、土地を探す際にはこの2つのエリアを確認するとよいでしょう。
家づくりを土地探しからサポート!迷ったらR+houseに相談を。
今回ご紹介した守谷市・古河市・取手市・常総市・つくばみらい市は、自然豊かな環境を残しながらも、都市開発にも積極的な地域です。どの地域も、ある程度余裕をもった住宅を建てやすいでしょう。R+houseでは、守谷市・古河市・取手市・常総市・つくばみらい市でl家を建てたい方の土地探しから施工、アフターサポートまで一貫したサービスを提供しています。変形地など一見不利な条件でも、快適な住まいにデザインできる建築家が揃っていますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。