そもそも外構とは?

外構=住まいの外にある構造物
外構とは、門やアプローチ、塀、生け垣、物置、カーポートなど、「家の外にある構造物の総称」です。
住宅は建物と土地から成り立っています。建物の周辺部分に設営される各種設備を外構と呼ぶのです。
つまり外構工事とは、建物の外の構造物の設営や、地面の整備のこと。外観の美しさだけでなく、防犯や住み心地の向上など、さまざまな目的があります。
外構と同じ意味合いで使われやすい言葉に「エクステリア」があります。
エクステリアはインテリアの対になる言葉です。インテリアが家具や装飾品を含む屋内全体の雰囲気を示すように、エクステリアは、家の外回り全体の雰囲気やイメージを含めた意味合いで使われます。対する外構は、家の外に配置する構造物そのものを意味します。
住宅は建物と土地から成り立っています。建物の周辺部分に設営される各種設備を外構と呼ぶのです。
つまり外構工事とは、建物の外の構造物の設営や、地面の整備のこと。外観の美しさだけでなく、防犯や住み心地の向上など、さまざまな目的があります。
外構と同じ意味合いで使われやすい言葉に「エクステリア」があります。
エクステリアはインテリアの対になる言葉です。インテリアが家具や装飾品を含む屋内全体の雰囲気を示すように、エクステリアは、家の外回り全体の雰囲気やイメージを含めた意味合いで使われます。対する外構は、家の外に配置する構造物そのものを意味します。
外構の費用はいくらくらい?
土地の広さや外構のデザインによって、外構工事の費用は大きく異なります。
一般的には、工事費全体の10%前後であることが多いようです。
建物本体の工事費用と外構工事の費用は、基本的に別であることを覚えておきましょう。
一般的には、工事費全体の10%前後であることが多いようです。
建物本体の工事費用と外構工事の費用は、基本的に別であることを覚えておきましょう。
外構は大きく分けて3種類!それぞれのメリット・デメリットは?

・クローズ外構
・オープン外構
・セミクローズ外構
施主様の好みはもちろん、立地によっても最適な外構の種類は異なります。
ここからは、それぞれの外構の特徴やメリット・デメリットについて解説しましょう。
クローズ外構
クローズ外構とは、敷地との境界をフェンスや生け垣でしっかり区切る構造のこと。
周囲からの視線を気にせず暮らせて、防犯性に優れているのが特徴です。
その一方、狭い敷地の場合は閉塞感が生まれやすくなる場合も。
死角が多いため、万が一不審者に侵入された場合、外から気づきにくいという難点もあります。
閉塞感を避けるには、適度に光を取り込めるタイプの塀や、風通しのよいフェンスを選ぶとよいでしょう。
また、センサー付きライトや防犯砂利を取り入れれば、防犯性を上げられます。
周囲からの視線を気にせず暮らせて、防犯性に優れているのが特徴です。
その一方、狭い敷地の場合は閉塞感が生まれやすくなる場合も。
死角が多いため、万が一不審者に侵入された場合、外から気づきにくいという難点もあります。
閉塞感を避けるには、適度に光を取り込めるタイプの塀や、風通しのよいフェンスを選ぶとよいでしょう。
また、センサー付きライトや防犯砂利を取り入れれば、防犯性を上げられます。
オープン外構
オープン外構は、クローズ外構と対照的に、敷地と周辺の境界に目隠しを設けない構造です。
低めの塀や生け垣が設けられていても、敷地外から庭の全景が見通せれば、オープン外構に当てはまります。
オープン外構が向いているのは、北向きなど日当たりに工夫が必要な住宅です。
オープン外構のメリットは、閉塞感が少なく開放的な雰囲気を味わえること。
また、設置する構造物が比較的少ないため、工事の期間や費用を抑えられるのも魅力です。
一方で外部からの視線を遮るのが難しくなるため、プライバシーを守りたい箇所は、別途目隠しフェンスなどを設置しなければいけません。
また、小さなお子様やペットのいるご家庭は、飛び出しに注意が必要です。
低めの塀や生け垣が設けられていても、敷地外から庭の全景が見通せれば、オープン外構に当てはまります。
オープン外構が向いているのは、北向きなど日当たりに工夫が必要な住宅です。
オープン外構のメリットは、閉塞感が少なく開放的な雰囲気を味わえること。
また、設置する構造物が比較的少ないため、工事の期間や費用を抑えられるのも魅力です。
一方で外部からの視線を遮るのが難しくなるため、プライバシーを守りたい箇所は、別途目隠しフェンスなどを設置しなければいけません。
また、小さなお子様やペットのいるご家庭は、飛び出しに注意が必要です。
セミクローズ外構
セミクローズ外構は、プライバシー保護や防犯を目的に、境界の一部分にフェンスや生け垣を設ける構造です。
セミクローズ外構のメリットは、オープン外構とクローズ外構、両者のメリットを併せ持っていること。
解放感を演出したい場所とプライバシーを重視する場所、目的によって外構デザインを組み合わせるからです。
一方で、設計が不十分な場合「目隠しを作ったのに外から丸見え」「フェンスの位置が悪く、解放感に欠ける」といった事態も起こりえます。
セミクローズ外構を希望するなら、プライバシーを重視する場所と開放感を重視する場所を明確にし、セミクローズ外
構工事の知識と経験が豊富な業者を選びたいですね。
セミクローズ外構のメリットは、オープン外構とクローズ外構、両者のメリットを併せ持っていること。
解放感を演出したい場所とプライバシーを重視する場所、目的によって外構デザインを組み合わせるからです。
一方で、設計が不十分な場合「目隠しを作ったのに外から丸見え」「フェンスの位置が悪く、解放感に欠ける」といった事態も起こりえます。
セミクローズ外構を希望するなら、プライバシーを重視する場所と開放感を重視する場所を明確にし、セミクローズ外
構工事の知識と経験が豊富な業者を選びたいですね。
おしゃれなだけじゃない!外構の4つの役割とは?

ここでは、それぞれの役割と最適な外構構造物について解説していきましょう。
【役割1】不審者の侵入を防ぐ
塀やフェンスには、敷地内に空き巣などの不審者が侵入するのを防ぐ防犯効果があります。
防犯効果を高めるには、簡単には乗り越えにくい高さ・形状のものを選ぶとよいでしょう。
アプローチ周りに防犯砂利を敷いたり、玄関周りに人感センサー付きの照明を置いたりするのも効果的です。
防犯効果を高めるには、簡単には乗り越えにくい高さ・形状のものを選ぶとよいでしょう。
アプローチ周りに防犯砂利を敷いたり、玄関周りに人感センサー付きの照明を置いたりするのも効果的です。
【役割2】プライバシーの保護
家の周囲を囲む塀やフェンス、植栽には、外部からの視線をさえぎるプライバシー保護の効果があります。隣地との境が明確になるため、ご近所トラブルの抑止にもつながります。
ガレージを検討中の場合、シャッターがあるタイプを選べば中を覗かれる心配がありません。
ガレージを検討中の場合、シャッターがあるタイプを選べば中を覗かれる心配がありません。
【役割3】安全面の向上
お子様の誕生を機にマイホームを建てるご家庭や、一戸建てへ引っ越したのをきっかけにペットを迎え入れるご家庭も多いでしょう。
外構には、小さなお子様やペットの安全を守る効果があります。
車通りの多い道路の近くや死角の多い住宅地の場合、アプローチに門扉を設置すると、道路への急な飛び出しを防止できますよ。
外構には、小さなお子様やペットの安全を守る効果があります。
車通りの多い道路の近くや死角の多い住宅地の場合、アプローチに門扉を設置すると、道路への急な飛び出しを防止できますよ。
【役割4】家族の笑顔が増える
ご家族の構成、年代に合わせた外構を選べばくらしが豊かになり、家族の笑顔が増えるでしょう。広い庭は、小さなお子様の恰好の遊び場所になります。親戚、友人との交流を好む方なら、BBQやホームパーティの会場としても重宝するでしょう。
スロープや手すりを完備したバリアフリー設計を取り入れれば、高齢のご家族も自宅で安心・安全にくらせます。
スロープや手すりを完備したバリアフリー設計を取り入れれば、高齢のご家族も自宅で安心・安全にくらせます。
新築一戸建ての外構づくりで失敗しないために!覚えておきたい5つのポイント

いざ外構に着手したら、当初の予算と合わず最低限の外構工事しか選べなかった…ということも。
せっかくマイホームを手に入れるなら、家の中だけでなく、敷地全体を居心地よいものにしたいですよね。
ここでは、外構工事で失敗しないための5つのポイントを紹介します。
【ポイント1】家の周辺環境を考慮する
外構を設計する際は、ご自身の敷地内だけでなく、家の周辺の道路や環境を考慮しましょう。
海や山の近くの立地で見晴らしのよさを活かしたいなら、開放感のあるオープン外構がおすすめ。住宅地など、人や車の往来が多い立地なら、クローズ外構で防犯・安全性を高めると安心です。
海や山の近くの立地で見晴らしのよさを活かしたいなら、開放感のあるオープン外構がおすすめ。住宅地など、人や車の往来が多い立地なら、クローズ外構で防犯・安全性を高めると安心です。
【ポイント2】街並みとの調和を図る
選んだ場所が住宅地の場合、周囲の街並みとの調和も大切です。
あまりに奇抜な色やデザインは避けたほうがよいでしょう。家の外観の印象をよくするなら植栽がおすすめです。千葉県西部は、冬は暖かく夏は涼しい海洋性の温暖な気候なため、オリーブやゲッケイジュ、レモンなどの生育に適しています。中庭やアプローチにシンボルツリーを植えたり、道路脇を緑化したりすると、緑豊かな街並みに溶け込みやすくなるでしょう。
あまりに奇抜な色やデザインは避けたほうがよいでしょう。家の外観の印象をよくするなら植栽がおすすめです。千葉県西部は、冬は暖かく夏は涼しい海洋性の温暖な気候なため、オリーブやゲッケイジュ、レモンなどの生育に適しています。中庭やアプローチにシンボルツリーを植えたり、道路脇を緑化したりすると、緑豊かな街並みに溶け込みやすくなるでしょう。
【ポイント3】駐車スペースは、車のスペース+使うときもイメージする
駐車スペースを設ける際は、実際の車のサイズ・台数はもちろん、ドアの開け閉めや人の通行に必要なスペースも考慮しましょう。
屋外のオープンな駐車スペースは、多目的スペースとしても活用できます。コンクリートの隙間に植栽を植えると、彩り豊かになりますよ。
屋外のオープンな駐車スペースは、多目的スペースとしても活用できます。コンクリートの隙間に植栽を植えると、彩り豊かになりますよ。
【ポイント4】家の周囲は通路スペースを確保!
家は一度建てたあとも、必要に応じてメンテナンスが必要です。外壁の塗り替えを行う場合は、足場を組むスペースが必要になります。建物の周囲には、補修や点検をおこなえるだけの通路スペースを確保するとよいでしょう。
建物の裏面にスペースがあれば、エアコンの室外機やゴミの仮置き場としても活用できます。
建物の裏面にスペースがあれば、エアコンの室外機やゴミの仮置き場としても活用できます。
【ポイント5】防犯・安全と外観、それぞれのバランスを考える
前述のとおり、外構には外観の演出だけでなく、防犯や安全の役割もあります。
施主様によって防犯・安全、プライバシーに対する考えは異なりますが、見た目と機能性のバランスを踏まえて、最終的な外構設計を考えたいですね。
外構のなかには、屋外照明のように防犯的役割と美観的役割を兼ね備えたものもあります。
理想のイメージはあるけれど、具体的にどんな外構を選べばよいかわからない場合は、信頼のおける施工業者に相談してみましょう。
施主様によって防犯・安全、プライバシーに対する考えは異なりますが、見た目と機能性のバランスを踏まえて、最終的な外構設計を考えたいですね。
外構のなかには、屋外照明のように防犯的役割と美観的役割を兼ね備えたものもあります。
理想のイメージはあるけれど、具体的にどんな外構を選べばよいかわからない場合は、信頼のおける施工業者に相談してみましょう。
新築外構工事は知識・経験豊富な信頼できる業者に依頼しよう!

住宅と外構は、それぞれ専門知識が必要です。
そのため、新築一戸建てで外構を計画する際は、外構に関する知識を十分に備えた住宅メーカーや工務店を選ぶとよいでしょう。
R+houseは、外構計画・施工の知識と経験が豊富な工務店です。
お客様のご要望に応じて、外観、安全性、メンテナンスのしやすさ、バランスのとれた外構をご提案いたします。
千葉県西部で新築外構工事をご検討中の方はR+houseにおまかせください。
