注文住宅で後悔したと感じる原因は動線にあり

2つの動線が重なるような間取りや、迂回しなければならないような複雑な経路はストレスを感じやすく、後悔するケースもあるようです。動線を考える際は、シンプルかつ将来自分たちが高齢になった場合や子どもたちが独立をした場合など、さまざまなケースを想定して検討しましょう。
注文住宅で後悔しないために!失敗例10選から学ぶ家づくり

1.間取り
部屋数を増やすと一部屋の大きさが小さくなり、家具を置くと想像以上に狭く感じるケースがあります。また、間取りを計画するうえで動線も大切です。廊下だからと通路を狭くしてしまうと、家族とすれ違う時や物を運ぶ際に通りにくくなり不便です。間取りは将来家族の人数が増減することを想定しながら決めましょう。
2.収納スペース
間取りで屋内の印象が変わってくるため、どの程度の大きさ、部屋数にするか悩ましいところです。収納における失敗例では、収納棚の数や奥行きに関するものがあります。実際に使用すると収納棚の数が足りず物の置き場に困る、奥行きが深すぎて物が取り出しにくい、逆に奥行きが浅すぎて家具が設置できないなどさまざまです。
戸建ての理想の収納率は12~15%とされています。どの収納スペースに何を入れるか、どの程度空きができるかなど細かくイメージしましょう。
戸建ての理想の収納率は12~15%とされています。どの収納スペースに何を入れるか、どの程度空きができるかなど細かくイメージしましょう。
3.リビング
家で過ごす時間の大部分をリビングが占めていると言っても過言ではないだけに、快適で居心地のよい空間作りに励みたいところです。こだわりが強く見られる場所ですが、失敗例として壁紙の明るさで後悔したという声があります。サンプルを見て気に入っても、実際にリビング全体に貼ると派手に感じて落ち着かないという例です。
また、開放的でお洒落な空間が演出できる吹き抜けも、冷暖房の効きが悪い原因となる場合も。シーリングファンを取り入れて上下の空気を混ぜるなど工夫をこらしてみましょう。
また、開放的でお洒落な空間が演出できる吹き抜けも、冷暖房の効きが悪い原因となる場合も。シーリングファンを取り入れて上下の空気を混ぜるなど工夫をこらしてみましょう。
4.キッチン
料理をする人にとって「キッチンは城」という言葉があるように、設備の設置場所や大きさは家づくりにおいて重要視する人も多いのではないでしょうか。設計の際は家事効率を上げることを意識して、家電やごみ箱の配置を決めましょう。また、オープンキッチンの中でもアイランドキッチンを検討している方は、注意が必要です。調理中もリビングで過ごす家族とコミュニケーションを取りやすいという点では非常に魅力的ですが、油はねをはじめとする汚れが目立ちやすいのもアイランドキッチンの特徴。来客が多い家では、どうしてもキッチン全体が視界に入るため、こまめな掃除が必要となります。
5.水廻り
トイレやお風呂といった水廻りは、音や匂いといったプライバシーの問題もあるため、後悔のないように配置したい場所です。玄関やリビング、寝室のそばにトイレを配置する場合は、使用中の音への配慮が必要に。子どもや高齢者がいる場合は、リビングから近いと移動は楽だというメリットがありますが、リビングにいる人の視界に入らないよう目隠しや設置の向きに配慮したほうがよいでしょう。
お風呂での失敗例では、壁や床の色で後悔したという声があります。落ち着いた重厚感のある濃い色にしたところ、カルキの白い汚れが目立ち気になるとのこと。また、壁をタイルにしたため、目地の掃除に手間がかかり後悔したという意見もあります。お風呂はこまめな掃除が必要ですが、防カビや速乾素材を検討すると掃除の負担が軽減するでしょう。
お風呂での失敗例では、壁や床の色で後悔したという声があります。落ち着いた重厚感のある濃い色にしたところ、カルキの白い汚れが目立ち気になるとのこと。また、壁をタイルにしたため、目地の掃除に手間がかかり後悔したという意見もあります。お風呂はこまめな掃除が必要ですが、防カビや速乾素材を検討すると掃除の負担が軽減するでしょう。
6.設備
動線や間取りのような大きな部分は問題がないという方も、コンセントや窓の位置といった細かな設備で失敗したと感じるケースがあります。コンセントの場所がテレビや収納棚など普段動かさない家具と場所が被ってしまった場合、使用を諦めるか部屋の模様替えをするしかありません。また、スマートフォンや携帯ゲーム機といった、個々が使用する物の充電によりコンセントの数が足りない状況も考えられます。
窓に関する失敗例では、テレビが反射して見えにくい、立地により道路や隣家から家の中が見えてしまう、風通しが悪い、といった不満も。どの部屋にどのような大きさの窓を設置するかが重要です。修正できない設備なので、窓を決める際は建設予定地の周辺環境や方角を取り入れながら後悔のないよう決めましょう。
窓に関する失敗例では、テレビが反射して見えにくい、立地により道路や隣家から家の中が見えてしまう、風通しが悪い、といった不満も。どの部屋にどのような大きさの窓を設置するかが重要です。修正できない設備なので、窓を決める際は建設予定地の周辺環境や方角を取り入れながら後悔のないよう決めましょう。
7.子ども部屋
子どもが複数いる場合は、成長と共に共有部屋から個人部屋を希望されることが考えられます。生活リズムも異なってくるため、プライバシーの尊重という観点から子どもの人数分だけ用意しておくのもよいでしょう。スペース的に難しい場合は、1つの部屋にドアを2つ設置し、仕切りで空間を区切ると部屋が2つに分かれる「2door1room」という仕様もあります。2door1roomの場合は、コンセントや照明の位置に配慮する必要があるので検討の際は注意が必要です。
8.玄関
住まいの顔とも呼べる玄関は、完成後に失敗したと感じる方が多い場所の1つです。特に収納面で後悔したという声が多く、子どもがいる家庭ではベビーカーや子どもの外遊びに使用するおもちゃを片付けるスペースを考えていなかったという声も。玄関は広々とした設計にしたいところですが、傘や鍵など細々とした物をどこに置くかまで考えて作りましょう。
9.屋外
玄関同様、屋外は家の印象を大きく左右するだけに、抜かりなくこだわりたい部分です。ベランダやウッドデッキ、庭を設ける際は、周囲から丸見えでも大丈夫か否かをイメージします。人通りが多い場所に建設するのであれば、あまり外から見られたくないと感じる方もいるでしょう。そんな場合は、日当たりを考慮しながら目隠しや外壁を設けるといった視線対策をするのが賢明です。
駐車場における失敗例では、狭く作り過ぎたという意見が多く見られます。将来的に台数が増える・車種が変わり今以上に大きいサイズになる可能性がある場合は、余裕を持ったスペースを確保しましょう。
駐車場における失敗例では、狭く作り過ぎたという意見が多く見られます。将来的に台数が増える・車種が変わり今以上に大きいサイズになる可能性がある場合は、余裕を持ったスペースを確保しましょう。
10.費用
「こだわりを詰め込み過ぎて予算オーバーしてしまった」という事態を避けるために、予算内でどのような家にするかを考えると思います。一方で、状況によって発生し得る費用を踏まえておらず、結果的に予算を超えてしまった例も少なくありません。
注文住宅では「付帯工事費用」や「住宅ローンの諸費用」のような、建築以外の費用が別途発生します。このほかにも、地盤が軟弱な場合は「地盤改良費」、新築ではなく建て替えの場合は「解体費用」が必要です。
注文住宅では「付帯工事費用」や「住宅ローンの諸費用」のような、建築以外の費用が別途発生します。このほかにも、地盤が軟弱な場合は「地盤改良費」、新築ではなく建て替えの場合は「解体費用」が必要です。
千葉県(千葉市・柏市・八千代市・習志野市・我孫子市)で注文住宅を建てる注意点

千葉県の北西部(千葉市・柏市・八千代市・習志野市・我孫子市)は地震が多い?
千葉県の北西部は陸のプレートの下にある2つの海洋プレートの影響を受けており、地震が発生しやすく、千葉県全域は「首都直下地震緊急対策区域」に指定されています。しかし世界規模で見ると、千葉県に限らず日本自体が地震大国と言われているほど地震の多い国です。どこにいても地震は発生するため、安全面を考慮した家を建てることが大切と言えるでしょう。
千葉市・柏市・八千代市・習志野市・我孫子市で家を建てるときの注意点
地震が多いと言われている千葉県北西部の千葉市・柏市・八千代市・習志野市・我孫子市で家を建てる際は、耐震を意識した家づくりが大切です。そのうえで、耐震等級を高くするポイントを押さえるとよいでしょう。
耐震等級とは、建物が地震に対しどのくらい強いかを示す指標です。等級は3段階ありますが、家を建てるうえで耐震等級を高める方法として以下の4つがあります。
・建物を軽くする
・耐震に必要とされている設備をバランスよく配置する
・横からの力に強い耐力壁を増やす
・床の耐震性を上げる
耐震等級は、希望がなければ施工側が定めた基準で行う場合が多いですが、注文住宅の場合、耐震等級は施主が自由に決定できます。そのため、耐震等級の希望がある場合は最初の時点でしっかり伝えることが大切です。家を建てる機会は滅多とありませんから、悔いのないようにしましょう。
耐震等級とは、建物が地震に対しどのくらい強いかを示す指標です。等級は3段階ありますが、家を建てるうえで耐震等級を高める方法として以下の4つがあります。
・建物を軽くする
・耐震に必要とされている設備をバランスよく配置する
・横からの力に強い耐力壁を増やす
・床の耐震性を上げる
耐震等級は、希望がなければ施工側が定めた基準で行う場合が多いですが、注文住宅の場合、耐震等級は施主が自由に決定できます。そのため、耐震等級の希望がある場合は最初の時点でしっかり伝えることが大切です。家を建てる機会は滅多とありませんから、悔いのないようにしましょう。
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