初冬に花盛り？

冬の日常に彩を添える植物

外構でガーデンというと、庭木や花木というイメージがありますが、今回も室内植物です。
冬の寒さが増す12月の庭は、菊（マム系）や四季咲きのバラが盛りを終えて、様々な種たちが赤や紫に存在を主張し始めます。
花屋さんにはポインセチア、シクラメン、パンジーから、松、千両、南天、水仙、葉牡丹等、このクリスマスから新年へと目まぐるしく変わるシーズンに合わせて、ラインアップを変えていきます。

花屋さんで、購入した鉢で室内を華やかにするのも素敵なのですが、見切り品に目の無いハンターさんで、胡蝶蘭を購入した方は今頃からが本領発揮ではないでしょうか？

GARDENSGARDEN勤務、外構担当の坂本です。

南国で樹木に着生している胡蝶蘭は、日本では低温にならない室内で晩秋から蕾を付け、2～3か月花を咲かせてくれます。デンファレやカトレア、シンビジュームも同様ですが、花もちが其々違います。
普段、花屋さんで贈答品などで陳列されている物は自宅に飾ろうと思える金額で販売されていないのですが、花の時期が終わりに近ずくと、かなりの安値で購入できます。
購入して迎える冬は花が付かないと思いますが、初夏から秋中旬迄野外の日陰で雨風に晒していたものは、かなりの確率で花芽を付けます。
とても簡単なので、冬季20度程度の室温が保てる方で、室内に花鉢を飾りたい方は是非お試しください
（野外に胡蝶蘭を出していると、ナメクジやガの幼虫に葉を食べられたり、コナカイガラムシが着くことがあります。時々点検はしてください。）

ちなみに、10年近く前にお迎えしたストレリチア、レギネがリビングで幅を利かせているのですが、花芽らしきものが出てきました。
夏の直射日光をたくさん浴びて、秋に室内に入れ、少し多めに水やりしたからでしょうか？
日本でレギネを咲かせるのは難しい、主に葉を楽しむ植物と言われた記憶がありますが、これはまぐれでしょうか？
開花するかは不明ですが、極楽鳥花も冬が花時期みたいです。