人間の矛盾
いつもコラムを読んでいただきありがとうございます。
アールプラスハウス柏沼南店櫻井です。
本日はここ最近ずっと考えている
一つの矛盾について、このコラムを機会に考えてみました。
モデルハウスにてお家をご案内させていただいていますが、
多くの方が、リビングは広い空間が良いとおっしゃいます。
自分も広いリビング憧れます。
ほとんど方が広いリビングを欲していると思います、
逆に小さくていいんですという方の方が少ないイメージです。
ここで疑問に思いました。
人間狭いところ落ち着きませんか?
と考え始めました。
トイレ1畳。落ち着く
電車の端の席落ち着く
漫画喫茶落ち着く
居酒屋の個室落ち着く
などなど
色々考えてみますと、狭いところに惹かれることありませんか?
少し調べてみました。
※もちろん狭いところ苦手な方もいらっしゃるとは思います。
①危険への警戒心
何千も昔、狩りをして生きていた人間の祖先の方達
肉食動物、自然災害から身を守る為、洞穴に住んでいたようです。
②パーソナルスペース
自分を守るために、壁を背に向けるなどの行動をしませんか?
例えば電車の端ですね。
③母体
お母さんのお腹の中も囲まれていますよね
安心感、ほっとする感覚が本能的にあるようです。
もちろん全員が狭いところ好きな方だけではないと思いますが、
落ち着く人も多いのではないでしょうか?
リビング
多くの方が1番時間を過ごす場所かもしれません。
この空間を広くすることで、落ち着きと離れてしまうお家づくりに
なってしまいます。
なぜでしょう。
答えはまだ見つかっていませんか、少し考えてみました。
①今住んでいる賃貸やお家が狭いので次は広い空間にしたい。
②友人や親せきなど呼びたい
③広いことで豪華に見える。
④開放感があり光がはいってくる。
お家づくりは、難しいです。
ただ、簡単にお家づくりをすることもできます。
それは疑問を持たないことです。
なぜ寒いお家と温かいお家があるのか、なぜ安いお家と高いお家があるのか。
地震に強いお家は?いい土地の見分け方は?
全てに疑問持たない。
ですがこのお家づくりは絶対にやめてください。
間違いなく後悔するからです。
なぜ温かいのか、高いのか、地震に強いのかなど
全てに理由があります。
そちらはここでご案内しております!
住宅はわかりずらく、それっぽい広告であふれています。
国の基準、シュミレーション、データなどなど。
なんか安心で決めてしまうのはやめましょう。
ご自身の目でご判断いただく為に
是非ご参加ください!
話しはずれましたが、
建築家のお打合せでは、リビング何畳ほしいですか?
というヒアリングの方法ではなく、
皆様がどのようにリビングで生活をされるのか
お休みは何をするのか、友人の頻度がどのくらいで何人なのか
会話の中からヒアリングを行い、リビングを考えていきます。
個人的に広いリビングもいいですが、
少しこもれる空間も欲しいので
「ヌック」は欲しいなと思っています。
写真まとめているので見てみて下さい!
こもられた空間で、読書をしながら
落ち着きのあるヌックいいなと憧れます!
極論ですが、リビングを広くしたい
では体育館くらい広くなってもそれは全然落ち着かないですよね。
ではどのくらいが落ち着くサイズなのか40畳?25畳?18畳?
なぜ18畳がよくて17畳はだめなのか、
皆様が育ってきた環境は違います。それが個性となり
変わってきます。
今のお家づくりこのままで大丈夫かなと
少し不安や疑問に思いましたら
是非お近くのモデルハウスへお越しください。
最後までお読みいただきありがとうございます。