皆様こんにちは!!
住宅アドバイザー湯口です!!
「お庭のある暮らし」
の素敵さは、色々なスタッフがブログで綴っておりますが、
本日はタイトルにもあります通り、
「中庭」
についてブログを書きたいと思います。

明るい家を実現し、なおかつプライベートな庭を確保するのが中庭の特徴です。
中庭のある家は、
安心してくつろげる
小さなお子さまをが安全に遊ぶことができる
といったメリットがあります。
何かといいことばかりのようにも思えますが、注意点もありますので、綴っていこうと思います。
中庭のある家をつくりたいとなると、
いくつかのお家の形を検討することになります。
代表的な形としまして、
コの字型とロの字型があります。
コの字型とは、家をコの字型につくることで中庭スペースを確保するのが特徴的です。
庭を完全に取り込む形ではありませんので、近隣からの視線をさえぎりながらも、
広々としたイメージの庭を作ることができます。

ロの字型とは、家を上空から見たとき「ロ」の字をした家の中央部分にある庭です。
完全にプライベートな中庭にできるのがこの方法です。
一方で、建物の中に庭を“内包”する必要があることから、広い敷地が必要であること、
庭の排水に細心の注意を払わなければならないという面があります。

中には、大きく3つのメリットがございます。
1:どの部屋も明るい
お家づくりにおいて、「明るさ」というのは非常に大切なポイントになります。
中庭のある家ならば、どの部屋にも満遍なく太陽光を取り入れることができるようになります。
本来北側にある部屋は、南側に比べて光が差し込みが弱いケースが多いですが、
コの字やロの字の家で中庭を設ければ、
た敷地の北側にある部分にも南向きの面をつくることができます。
注文住宅ならではの家づくりが活きる側面になります。

2:安心して楽しめるプライベートな庭
お庭といっても、様々な活用方法がありますが、
機能のあるお庭を重視されるのであれば、リビング代わりに活用したり、
小さなお子さんを自由に遊ばせることができるなど、中庭がおすすめです!
コの字やロの字の家なら家そのものに囲まれた場所に庭をつくるので、
隣家や通りからの視線を気にせず自由気ままにくつろぎ、遊ぶことができます。

3:縦横無尽に風の通り道を確保できる
気候のよい時期に窓を開け放つと、家中に空気を循環させることができることも中庭の特徴のひとつです。
特にコの字・ロの字の家は、壁面が多く、それにつれて窓の数も増えるので、
このような家は、季節ごとに変わる風向きにも対応ができ、年間を通じて風通しのよい家となります。

逆にデメリットもいくつかございまして、
1:建築費用が高くなる
中庭のある家を建てる場合、外壁の面が増え、形状が複雑化してしまうケースがあります。
家の強度を確保することと、明るさ確保のために多く設ける窓(サッシ)によって、建築費用が高くなってしまいます。
また、庭を「四季を感じる場所」としてだけでなく、他の部屋との行き来に使ったり、
アウトドアリビングのように使うことを想定しているときは、その分も費用がアップします。
理由としましては、外構工事、屋外用照明器具や給水・排水設備設置などのコストが発生することが挙げられます。
2:メンテナンス費用が高くなることがある
一般的に、10年~30年に一度訪れる家のメンテナンス(塗装や防水など)ですが、
家の形状が複雑で外壁面が多いと費用が多くかかります。
また、日常的なお掃除も若干面倒かもしれません、、、、
窓が多くなりがちな中庭のある家は、ガラス拭きもその分手間がかったりもします、、、、
メリットもデメリットもある中庭ですが、
個人的には、すごく素敵な空間なのでおススメです!
しっかりと根拠のある総額を算出した後、建築を予定している住宅会社さんに相談してみることがおすすめです!
今週はこの辺で!!