フローリングには、無垢と複合の2種類があります。
それぞれの特徴を解説します。

まずは無垢フローリングについてです。

メリットは以下の通りです。
1つ目は、木目の表情や肌触りを楽しめることです。
2つ目は、使い込めば込むほど味わいが深くなることです。
3つ目は、傷がついたとしてもある程度は再生可能であることです。

デメリットは以下の通りです。
1つ目は、収縮してしまう可能性があることです。
2つ目は、メンテナンスが必要であることです。
3つ目は、施工の手間や費用がかかってしまうことです。

続いては複合フローリングについてです。

メリットは以下の通りです。
1つ目は、品質が安定しており誰でも扱いやすいことです。
2つ目は、衝撃に比較的強いため、傷がつきにくいことです。
3つ目は、無垢フローリングと比較するとコストが低いことです。

デメリットは以下の通りです。
1つ目は、天然木のような風合いがないことです。
2つ目は、深い傷が入ってしまうと、下地が露出してしまうことです。
3つ目は、傷が一度ついてしまうと再生は難しいことです。
以上が、特徴についてでした。

無垢材にするか合板かどちらが良いのか解説します。

合板フローリングは、コストがかからず、収縮せず、衝撃に強いということがメリットです。
そのため、家のお手入れにあまり時間をかけられないという方におすすめです。
合板の場合はメンテナンスがほとんど必要ありません。
また、経年劣化も少ないのです。

無垢フローリングは、木の風合いを楽しめることが最大の魅力でしょう。
素足で歩いた時の感触もたまらないものです。
そのため、素足で過ごすことが多い方や、木の変化を味として捉えられる方におすすめです。
また、ＤＩＹが苦にならない方にもおすすめです。
塗装のはがれが気になった際にはワックスをかける必要があるからです。
以上が、どちらが良いのかについてでした。

最後に、選び方のポイントを解説します。
これまでのご自身のライフスタイルを思い出してみましょう。
そして、どこに主軸を置いて暮らしてきたのかを考えてみましょう。
例えば、共働きで子育て世帯であれば、メンテナンスやお掃除のしやすさを重視するでしょう。
家の中でペットを飼っている世帯であれば、傷つきにくさ、ペットへの負担のしやすさ、メンテナンスのしやすさを重視するでしょう。
こだわりの家具が多い世帯であれば、既存の家具とのバランスを重視するでしょう。
このようにイメージしてみるだけでも、選びやすくなるのではないでしょうか。
また、自分が住みたい家のイメージを考えることも大切です。
北欧風なのか、ナチュラル風なのか、和風なのか、クラシック風なのか、イメージを明確にすることでフローリングの色や質感が決まってくるのではないでしょうか。
イメージしづらい方は、カタログやモデルハウスで実際に確認してみることをおすすめします。
以上が、選び方についてでした。

今回は、新築をお考えの方に向けて、床材の種類ごとの特徴や選び方について解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用し、床材を選んでくださいね。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡ください。