家を建てようとする際、予算オーバーをしてしまうことがしばしばあるかと思います。
予算オーバーの原因を把握しておくことで、予算オーバーを未然に防げますので、ぜひチェックしておきましょう。

1つ目は、家を建てるのにかかる費用を把握できていないことです。
家を建てるための費用だけでなく、ローンで借りられる金額についても正しく把握しておく必要があります。

2つ目は、こだわりたいポイントの優先順位を付けられていないことです。
デザイン、間取り、性能、設備、どこにこだわりたいのかを明確にしておきましょう。
そうすることで、予算オーバーしそうになった際に素早く対応できます。

3つ目は、初期費用しか考慮できていないことです。
ランニングコストについても考慮する必要があります。
たとえ初期費用が高くても、アフターサービスの質や性能の質が高ければ、結果的にコストを抑えられます。

4つ目は、助成金制度や補助金制度について把握できていないことです。
条件を満たせば利用できますので、自治体の制度を確認してみましょう。
以上が、予算オーバーの原因についてでした。

ここまで、予算オーバーの原因について解説しました。
そこで続いては、コストダウンのコツについて解説します。

1つ目は、延床面積を少なくすることです。
2つ目は、シンプルな設計にし、建物の凹凸を減らすことです。
3つ目は、部屋数を少なくして間取りをシンプルにすることです。
4つ目は、収納スペースを一か所にまとめることです。
5つ目は、水回りを1つのフロアにまとめることです。
6つ目は、後付けできるオプションについては優先順位を低くしておくことです。
7つ目は、ダウンライトよりシーリングライトを取り入れることです。
一般的に、建物や間取りの設計がシンプルであれば、工事の工程も少なく済みますので、費用を抑えられます。
しかし、どうしても設計にこだわりたいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、他のコストダウンポイントを取り入れ、予算を抑えましょう。
以上が、コストダウンのコツについてでした。

最後に、予算をかけるべきところについて解説します。
予算オーバーの場合にも、これから紹介する部分は削らないようにしましょう。

1つ目は、外壁です。
外壁を妥協してしまうと、建物が汚れやすくなったり劣化しやすくなったりし、結果的にランニングコストが多くかかってしまいます。

2つ目は、窓のグレードです。
窓に妥協してしまうと、窓際が非常に寒くなってしまったり、結露がひどく掃除が大変になってしまったりするでしょう。

3つ目は、断熱材です。
断熱材は見えない部分ですのでつい妥協したくなるかもしれませんが、やめておきましょう。
暑さや寒さに弱い家になってしまいます。
快適に暮らせませんし、光熱費が多くかかってしまいますよね。

4つ目は、防草シートです。
防草シートを妥協してしまうと、1年未満で雑草が生えてしまうでしょう。
張り替えも大変であるため、耐用年数が長いものを選んでおくことをおすすめします。
以上が、削るべきでない場所についてでした。

今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、予算オーバーの原因について、また、コストダウンの方法について解説しました。
今回の情報を活用し、家を建ててみましょう。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡ください。