リノベーション・リフォームを実際にしてみると、思いがけない事態が発生したり、イメージしていた仕上がりとは違っていたりする場合があります。
最初に、リノベーション・リフォームをして後悔したケースについてご紹介しましょう。

リノベーションを進める中で、難しいと言われるのが予算の配分です。
見積もりの段階であっさりと予算をオーバーしてしまうこともあり、驚いてしまう方は少なくありません。

以下のような原因で予算を超えてしまうことがあります。

●補修する箇所が予想以上に多かった
●キッチンの配置を移すリフォームで、上下水道管の新設が必要になり大がかりな工事になってしまった
●不要なオプションを付けてしまった
●床暖房の光熱費が高額
●工期が長く仮住まいに費用がかかった
●グレードの高い設備機器や壁紙などにこだわり過ぎた

古い家の場合、家の床下が腐食していたりシロアリの被害が大きかったりと、見えない部分がかなり劣化していることがあります。実際に工事が始まってから修理箇所が見つかるケースもありますし、改修する箇所が増えると補修費用が高額になります。

キッチンの配置を移すリフォームの場合、給排水管の新設なども含めた大がかりな工事になると費用もアップします。水道工事は高くなりやすいので水回りの位置を変える時は注意が必要です。

不要なオプションを付けてしまった場合も後悔することになります。例えば、バスルームにテレビを付けてもゆったり入浴する時間がなければ活用できません。床暖房を設置したら光熱費が高額になり、結局あまり使用する機会がないケースも見られます。
他にもグレードの高い設備機器や壁紙などにこだわり過ぎて、予算オーバーしてしまうケースがあります。

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リノベーション工事が完了して実際に住み始めてみると、間取りが使いづらいと感じるケースもあります。
間取りに関して失敗したと感じるケースでは以下のような例が挙げられます。

●収納スペースが少なすぎた
●キッチンが狭い
●生活・家事動線が使いづらい
●トイレの数が少ない・利用する時に気になる 
●吹き抜けやリビング階段を設置したら冷暖房が効きにくい
●寝室に生活音が筒抜けでゆっくり眠れない

部屋を広くしたいために収納スペースを削ると、家族全員の持ち物や衣類を収納できなくなります。部屋が片付かない原因になるので、家族の人数に合わせた収納スペースを確保することが必要です。

キッチンは1日の中でもよく使う場所なので、狭いと不便に感じるでしょう。生活・家事動線が使いづらいと効率よく生活することができません。トイレの数が家族の人数に対して少ないとトイレ渋滞が発生します。人の気配を感じるリビングに近い場所に設置すると、利用するときに気になることもあります。

吹き抜けやリビングイン階段は広々とした空間がメリットですが、空調の効きが良くないのがデメリットです。
寝室の場所が適切でないとゆっくり休めないので、設置するときには配置に気をつけましょう。

リノベーション・リフォームをした際にはデザイン面で後悔することも少なくありません。
例えば、以下のような失敗です。

●デザインにこだわり過ぎた
●以前の家具が部屋に合わない
●希望のデザインにならなかった
●コンセントが足りない

自分好みの内装にしたいあまり、デザインにこだわり過ぎたというケースもあります。いくらオシャレなデザインでも生活するのに不便であると快適に暮らせません。リノベーション前に使っていた家具を利用できないこともあるでしょう。

イメージ通りのデザインにならなかった場合もあります。やりたいことや希望していることは事前にしっかり伝えるようにしましょう。

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意外に多いのがコンセントが足りないことです。近年はスマホやパソコンなどを多用するため、コンセント数が少ないと不便になります。タコ足配線をすると危険なので、適切な位置に必要な数のコンセントを設置してください。

リノベーションやリフォームには高額な費用がかかるため、満足のいく仕上がりにしたいものです。
ここでは、リノベーション・リフォームで後悔しないための注意点について解説します。

リノベーションを成功させるには、技術力が高いリフォーム会社に依頼することが必要です。リノベーションを実施する際は、リノベーションの工事実績が豊富なリフォーム会社を選びましょう。リノベーションは建物の構造を変えることもあるため、構造躯体の特徴をしっかりと踏まえて工事する腕が必要です。

理想に合ったプランを提出してくれるかどうかも見極めのポイントです。
追加工事が発生する可能性や費用についても事前に説明してくれるリフォーム会社が望ましいといえます。

リノベーションやリフォームしたい場所は際限なくあるため、優先順位を決めることが必要です。予算を考えて、優先的に工事しなければならない場所を家族みんなで話し合ってから選びましょう。

リフォーム箇所の優先順位を決める方法としては、以下の選び方があります。

●建物や設備が傷んでいる場所から選んでいく
●生活するのに不便な場所から決める
●家族が希望する場所から決めていく

優先的に選ぶべきなのは、建物や設備が傷んでいる場所です。劣化した状態を放置しておくとさらに損傷が激しくなります。

例えば床下の土台部分が劣化していると耐震性が低くなり、大きな地震が発生すると危険です。屋根が劣化していると雨漏りの原因となり、建物を傷めるため、建物の外側の劣化は早めに修繕するのがポイントです。

「トイレが寝室から遠いので夜中のトイレが不便」「キッチンが狭くて調理がしにくい」など、日常的に不便を感じる場所も優先度が高いといえます。

これら2点を踏まえた上で、家族全員が強く希望する場所から決めていくようにしましょう。

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リノベーション・リフォームをする上で欠かせないのは、リフォーム後の生活を想像することです。

例えば、リビングを広くすると家族全員が集まりやすくなり、温かい家族の時間を多く過ごせるようになるでしょう。テレワークスペースを設置すると、仕事とプライベートの時間をうまく切り離すことができます。

工事完了後に満足できる住まいにするには、住む人のニーズを満たすようなリノベーション・リフォームの提案をしてくれる施工会社が必要です。

R+リノベでは、建築家がプランニングしたリノベーションをご提案しています。
ご家族のライフスタイルに合わせた空間をデザインし、そこで長く住んでいただくために、快適で高性能な住宅を提供しています。

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リノベーション・リフォームには高額な費用と労力がかかるため、後悔のない形で理想の住宅を手に入れたいものです。地域の気候の特徴も考えながら、ご家族が住みやすい快適な家に仕上げることが求められています。

R+リノベでは茨城県守谷市・取手市で「家づくり」と「庭づくり」をトータルでご提案している工務店です。「ZEHを超える高断熱」「健康に暮らせる高気密」「安心の高耐震」「建築家によるあなただけの空間設計」を強みとしています。

茨城県守谷市・取手市でリノベーションやリフォームを検討されている方はぜひ、R+リノベにお気軽にご相談ください。

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