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家づくりノウハウ
2022.12.28

千葉県八千代市で地盤が強い場所は?土地探しにハザードマップを活用しよう

多角形の土地の一戸建て模型
土地探しでは、住みやすさ・暮らしやすさといった利便性をメインに考える方が多いでしょう。一方で、家の基礎を支える地盤の強さなど、その土地の安全性を把握することも重要です。この記事では、災害リスクから見た土地探しのポイント、ハザードマップを基にした八千代市の土地情報についてご紹介します。土地探し・家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

地盤が強い土地とは?

住宅の地盤調査
地盤が強い土地とは、どのような土地でしょうか?まずは、地層の種類や地盤強度の目安について確認しましょう。

地層の種類

地層とは、砂・火山灰・小石・などが長い年月を経て堆積し、層になった状態をいいます。地層の種類は、大きく分けて「沖積層」と「洪積層」の2つです。

<沖積層>
砂や粘土が川に流されて運ばれたことによりできた地層で、水分が多く軟弱な特徴があります。
<洪積層>
砂や粘土が固まって作られた、沖積層よりも古く硬い地層です。洪積層の中でも火山灰が堆積したものを「ローム層」といい、有名なのが関東平野にある「関東ローム」です。ローム層は、家を建てるには比較的安定した地盤といわれています。

この他に、地層は土の粒子の大きさや硬さなどによって、次のように区分されています。

・粘土層…粒子が細かい土で形成された地層。
・シルト層…粒子の大きさが粘土と砂の中間の地層。
・砂層…シルト層よりも大きな粒子で水はけがよい。
・砂れき層…砂の中に小石などが含まれている。比較的地盤が強い。
・表土…地層の中で最上部の層。盛土や埋土など人工的に造られた地盤も「表土」とすることがある。
・岩盤…非常に硬い地層。杭などを打つときの支持地盤となる。

地盤強度の目安

地盤の強度を表すものとして、「N値」があります。N値は地盤の強度を数値化したもので、土の性質によってN値の判断基準は変わります。一戸建ての建築では、粘性土の場合N値が5以上であれば問題ないでしょう。ただし、鉄筋コンクリート造はより高いN値であることが必要です。一方、砂質土の場合はN値が10以上ないと安心できません。砂質土の土地でN値が10以下の場合、大地震による「液状化」の恐れがあります。

土砂崩れ・液状化が発生しやすい場所とは?

地盤の弱い土地では、「土砂崩れ」や「液状化」が引き起こされるリスクがあります。特にどのような場所で起こりやすいのか確認しておきましょう。

土砂崩れが発生しやすい場所

土砂崩れが発生しやすいのは、主に次のような場所です。

・造成地…特に盛土地は地質・地形が不安定で、大雨などにより崩れる恐れがある。
・扇状地…山間部で山崩れが起こると土石流が流れ込みやすい。
・急傾斜地…崖崩れの危険性がある。
・山岳地帯…山崩れが発生しやすく、樹木が少ない山間部では土石流になりやすい。

土砂崩れの恐れがある地域は「土砂災害危険箇所」や「土砂災害警戒区域」に指定されているため、ハザードマップで確認してみましょう。しかし、危険箇所・危険区域以外の場所でも土砂崩れが起こることがあります。2019年10月には千葉県千葉市で土砂崩れがありましたが、「土砂災害警戒区域」ではありませんでした。近くに崖地や小さな沢などがある場合は、注意した方がよいでしょう。

液状化が発生しやすい場所

液状化とは、地盤が地震で強い衝撃を受けたときに、土の粒子が水分と共に液体のように流れる現象をいいます。液状化が発生しやすいのは、次のような場所です。

・埋立地
・旧沼地や旧池
・旧河道(川が流れていた場所)
・大河川の沿岸 など

液状化が発生すると地盤から水が噴き出したり、地盤沈下によって建物が沈み、傾いたりします。千葉県では2011年の東日本大震災の際に、浦安市や我孫子市などの埋め立て地で液状化が起きました。気になる土地があったら、液状化しやすい場所かどうかも確認して選ぶようにしましょう。

地盤調査

住宅の地盤調査 イメージ
家の建築プランができたら、家を建てる前に「地盤調査」を行います。一戸建ての場合、一般的なのが「SWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)」という方法です。建物の四隅と中央を調査し、N値を算出します。また、3階建て・4階建てなどで建物に重さがある場合は、地質から地盤の強度を調べる「ボーリング調査」を行うことがあります。

地盤改良

地盤調査をした結果、必要な場合は「地盤改良」を行います。地盤改良の一般的な方法は、「表層改良工法」です。その土地の軟弱層を掘り、強固材と土を混ぜて戻すことで地盤を強化します。また、地盤を強化させる方法として、地盤にコンクリートの柱を打ち込む「柱状改良工法」、地盤に鋼管を打ち込む「鋼管杭工法」などがあります。

耐震・免震の違いは?

地震対策として、「耐震」「免震」「制震」といった構造の家を建てる方法がありますが、その違いは何でしょうか?それぞれの特徴を見ていきましょう。

・耐震…耐震壁を設置し、衝撃を受け止めて建物の倒壊を防ぐ。
・免震…建物と基礎との間に免震装置を設置し、揺れを受け流す。
・制震…制震装置を設置し、揺れを吸収して建物への衝撃を減らす。

耐震の場合は、比較的安く工事ができ、設置後のメンテナンスの必要がありませんが、地震の揺れに対してダメージが残りやすいのがデメリットです。免震であれば揺れによるダメージは残りにくいですが、その反面コストがかかります。制震の場合は、間取りが制限されることがあるため、どの方法を選ぶか工務店の担当者とよく相談して決めましょう。

八千代市の地形の特徴

八千代市は、ほぼ全域が台地という地形です。台地とは、海抜高度が比較的高く、起伏の少ない平坦な土地をいいます。この台地面は「関東ローム層」という火山灰土で覆われていて、地盤の強度が強いことが期待されるため、住宅地盤としては良好な場合が多いでしょう。

八千代市の地形で特徴的なのは、台地面に浅い谷や窪地が多いことです。市の北側は下総台地の豊かな自然があり、南側には緑の景観に配慮された市街地があります。また、市の中央には「新川」が南北に流れています。
土砂災害ハザードマップとミニチュアの家

八千代市のハザードマップをチェックしよう!

八千代市の公式ホームページでは地震・土砂災害のハザードマップ情報を掲載しています。それぞれどのような災害リスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。

地震ハザードマップ

地震ハザードマップには、「揺れやすさに関するマップ」と「液状化に関するマップ」があります。

<揺れやすい場所>
八千代市の中で非常に揺れやすいとされているのが、印旛沼から流れる新川や印西市との境目にある神崎川の周辺となっています。

<液状化が起こりやすい場所>
液状化はほとんどの地域で危険度が低いとされていますが、八千代市を中心を流れる新川の周辺ではやや危険度が高くなっています。麦丸地区や米本地区、村上駅の周辺では液状化への対策を考えた家づくりをすると良いでしょう。また、新川から離れた地域でも、液状化のリスクがあるとされています。詳細についてはR+hous八千代・幕張・柏までご確認ください。

土砂災害ハザードマップ

土砂災害ハザードマップを見てみましょう。八千代市には浅い谷や窪地が多いこともあり、土砂災害の危険性がある地域が点在しています。住宅地や住宅地に近い地域だと、八千代市村上、村上南、菅地台、宝喜作台などが当てはまります。今後調査される予定の場所もあるため、ハザードマップをよく確認するとよいでしょう。

八千代市で注文住宅を建てるならどこが安全?

八千代市の中央には新川が流れて、小さな河川も多く存在します。川の周辺は地盤がゆるいことが予想されるため、八千代市で注文住宅を建てるなら、河川から離れた地域の方が安全といえるでしょう。

八千代市で災害があったら保険や補償はある?

八千代市では、災害時に家が全壊・半壊した場合などに見舞金が支給されます。全壊の場合は1世帯につき5万円、半壊の場合は1世帯につき2万5千円が支給されることになっています。見舞金制度について詳しく知りたい方は、八千代市健康福祉部健康福祉課で確認いただくか、弊社までお問い合わせください。

安心で快適な注文住宅はR+house八千代・幕張・柏にお任せ!

家を新築するなら、災害リスクが少ない土地を選びたいもの。もしも、購入した土地に災害リスクがある場合は、地盤改良を行う、耐震・免震性の高い家を建てるなどの対策も重要です。ぜひ、ハザードマップの情報を取り入れ、安心して暮らせる家づくりにつなげましょう。

R+house八千代・幕張・柏では、土地探しから資金計画まで家づくりをトータルでサポートします。千葉県八千代市でマイホームをお考えの方は、お気軽にご相談ください。



記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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