千葉県北西部で家づくりにかかる費用と押さえておきたいポイント
千葉県の北西部に位置するエリアに柏市・八千代市・習志野市があります。都心に近くアクセスも良い場所で、ベッドタウンとしても人気が高いエリアです。このエリアで家を建てるのにかかる費用や、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
千葉県でかかる建築費用の相場
2021年度のフラット35の利用者調査では、千葉県で注文住宅を建てた際にかかった建設費は平均で3,042万円でした。土地取得費は1,370万円となっています。建設費と土地代を合わせた平均が4,412万円、購入者の平均年齢は38.5歳でした。敷地面積は平均65.73坪が相場となっています。柏市、八千代市、習志野市をそれぞれ見ていきましょう。
柏市で注文住宅の建築費用の相場
柏市は、JR常磐線、つくばエクスプレス、東武アーバンパークラインの3路線が通っておりアクセスが良い街です。JR常磐線で東京まで乗り換えなしで行ける立地の良さで、ベッドタウンとして人気の都市。そのため柏市の2022年の土地代の平均は 534,137円(/坪)と高く、千葉県の平均敷地取得面積で計算すると、土地代だけで3,500万円以上が必要となります。駅から離れた場所で、柏市布施辺りが181,046円と比較的安くなり、平均坪数の購入で土地代が1,190万円です。平均建築費を合わせると4,232万円となり、千葉県の平均に近い価格になります。
>>柏市の土地価格相場について、詳しくはこちら!
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八千代市で注文住宅の建築費用の相場
八千代市も東葉高速鉄道と京成本線が通っており、都心へのアクセスが便利な都市です。千葉県の平均土地代よりも高く、411,674円(/坪)となっています。八千代市でも駅から少し離れた上高野辺りでは、209,696円と比較的安くなり、平均坪数を購入して1,378万円のため、千葉県の平均と同価格程度です。
>>八千代市の土地価格相場について、詳しくはこちら!
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習志野市で注文住宅の建築費用の相場
習志野市もJRや私鉄が通っておりアクセスが抜群の都市です。習志野市の平均の土地代は618,417円(/坪)と高く、千葉県の平均敷地取得面積で計算すると、土地代だけで4,000万円以上必要となります。東京湾川に向かって高くなる傾向があり、一番東側の東習志野では335,371円(/坪)で、平均坪数を購入すると土地代が2,204万円となり、建築費平均と合わせて5,246万円必要です。
>>習志野市の土地価格相場について、詳しくはこちら!
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県北西部は相場が高め
柏市・八千代市・習志野市ともに交通アクセスが良く、自然が豊かで買い物にも困らない好立地のため人気が高いことが伺えます。しかしその分、千葉県の平均土地価格を上回っていており、土地代が高く希望通りの土地を手に入れるにはかなり高額です。希望の場所で土地を手に入れることが一番ですが、予算をオーバーしない中で探すことが大切。車があれば駅が遠くても問題ない、高くても駅が近い方が良いなど、今後のライフスタイルを見据えて、土地を決める際は家づくりを進めている住宅会社へまず相談してみましょう。
県北西部で家を建てるポイントとは
西側は東京湾、東側は太平洋と海に囲まれた千葉県は、夏は涼しく、冬は暖かい気候です。地形は、習志野市では、戦後に造成された埋め立て地「東京湾岸地域」で地盤が弱く、災害時に液状化の恐れがある地域もあります。柏市も地盤が強度に注意が必要な弱い地域とされており、地震対策が必要です。八千代市は比較的安定した地盤ですが、川が近い地域では氾濫などに備えが必要と言えます。県北西部で家を建てる場合は、地震や液状化、河川の氾濫に対して強い家にすることが大切です。
参考:住宅金融支援機構「2021年度集計表」
参考:柏市HP「柏市の鉄道路線について」
参考:習志野シティセールスサイト「ロケーション」
参考:千葉県HP「千葉県のすがたとあゆみ」
参考:千葉県HP「液状化しやすさ・危険度マップ、揺れやすさマップ」
>>柏市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
>>八千代市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
>>習志野市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
参考:住宅金融支援機構「2021年度集計表」
参考:柏市HP「柏市の鉄道路線について」
参考:習志野シティセールスサイト「ロケーション」
参考:千葉県HP「千葉県のすがたとあゆみ」
参考:千葉県HP「液状化しやすさ・危険度マップ、揺れやすさマップ」
>>柏市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
>>八千代市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
>>習志野市の地盤リスクや対策について、より詳しい情報はこちら!
年収に見合ったローンの借入額と諸経費について
ここでは、千葉県の平均年収から無理のない借入額やローンを組む際の注意点などを見ていきましょう。土地代、住宅費以外にかかる諸経費についても解説していきます。
千葉県の北西部の平均年収
千葉県の平均年収は532万円です。各市の平均世帯年収は、柏市538万円、八千代市533万円、習志野市577万円となります。ほぼ千葉県の平均ですが、習志野市が少し高い傾向にあります。
無理のないローンを組むために知っておきたいこと
ここでは無理のないローン返済額がいくらになるかを見ていきましょう。住宅ローンの返済額は、手取り収入の20%~25%以内が理想とされています。例えば年収550万円の場合、手取年収は約438万円です。438万円の25%で計算すると、年間返済額が約109万円、月々91,250円程度が理想的な返済額となります。
住宅ローンは30年~35年の長期に渡って返済する方がほとんどでしょう。30年でローンを組んだ場合の総返済額は、3,285万円、35年で返済する場合は、3,832万円となります。ここで注意したいのが、この総返済額は、「金利を含む金額」で「理想的な返済ができる借入金額ではない」ことです。
月々91,250円の返済を、金利1%(30年間固定金利)で算出した場合の借入金額は、2,820万円で、金利を含んだ総返済額が3,276万円となります。また、千葉県の平均建築費と土地代を合わせて4,232万円を同じ条件で全額借入れた場合は、総返済額が4,897万円で、月々の返済額は136,053円とかなり高額になります。
マイホームを検討する場合は、ある程度貯蓄をしておくことが重要です。借入時の金利や選択する金利のタイプで総返済額は大きく変わりますので、詳しくは金融機関へ相談しましょう。
住宅ローンは30年~35年の長期に渡って返済する方がほとんどでしょう。30年でローンを組んだ場合の総返済額は、3,285万円、35年で返済する場合は、3,832万円となります。ここで注意したいのが、この総返済額は、「金利を含む金額」で「理想的な返済ができる借入金額ではない」ことです。
月々91,250円の返済を、金利1%(30年間固定金利)で算出した場合の借入金額は、2,820万円で、金利を含んだ総返済額が3,276万円となります。また、千葉県の平均建築費と土地代を合わせて4,232万円を同じ条件で全額借入れた場合は、総返済額が4,897万円で、月々の返済額は136,053円とかなり高額になります。
マイホームを検討する場合は、ある程度貯蓄をしておくことが重要です。借入時の金利や選択する金利のタイプで総返済額は大きく変わりますので、詳しくは金融機関へ相談しましょう。
諸経費にかかる金額
諸経費とは、家を建てる場合に土地代と建築費以外でかかる費用のことです。仲介手数料や登記費用などがあり、土地代と建築費を合計した金額の10%~12%かかると言われています。土地代と建築費の合計が4,000万円の場合は、400万円~480万円前後必要です。
諸経費は必要となる時期が大きく分けて3回あります。土地購入時、建物建築時、住宅ローン契約時です。諸経費は現金で用意する必要があるため、家を買うまでに貯蓄しておく必要があります。資金計画を立てる際に忘れないようにしましょう。
諸経費は必要となる時期が大きく分けて3回あります。土地購入時、建物建築時、住宅ローン契約時です。諸経費は現金で用意する必要があるため、家を買うまでに貯蓄しておく必要があります。資金計画を立てる際に忘れないようにしましょう。
家づくりのコストを抑えるポイント
こだわりたい部分にお金をかけ、他のところで予算を抑えたい場合、コストを抑えるポイントがあります。逆にコストダウンしない方が良い箇所もあります。
コストダウンにおすすめなところ
2階にトイレを設置せず、キッチンやお風呂をワンフロアに集中することです。キッチンやトイレ、洗面所、お風呂を近い場所に設置し水周りの設備をまとめると、配管工事費が抑えられます。
間取りをシンプルにするのも良いでしょう。部屋数を減らすと、扉や壁の数が減り、材料コストが抑えられます。将来子供部屋が必要になった時に部屋を作れるようにパーテーションで仕切れるようにしておけば、ライフスタイルによって間取りを変えられて便利です。門やフェンスなどの外構部分を省くのもコストダウンに繋がります。設備や材料はコストダウンしやすいですね。
間取りをシンプルにするのも良いでしょう。部屋数を減らすと、扉や壁の数が減り、材料コストが抑えられます。将来子供部屋が必要になった時に部屋を作れるようにパーテーションで仕切れるようにしておけば、ライフスタイルによって間取りを変えられて便利です。門やフェンスなどの外構部分を省くのもコストダウンに繋がります。設備や材料はコストダウンしやすいですね。
コストダウンを避けるべきところ
耐震性や耐火性、断熱材、屋根、外壁、防犯面をコストダウンするのは避けましょう。特に千葉県は先述した通り、地震や液状化に備えた家づくりが重要です。習志野市の東京湾に近い地域や柏市の地盤が弱いとされる場所では、地盤改良などの対策が必要となる場合もあります。ここはしっかりと押さえておきたいポイントですね。
他に、断熱材を安価なものにしてしまうと、夏暑く、冬が寒い家となってしまい住み心地が良いとは言えません。結露やカビが発生し、結果的に家の劣化が早まる場合も。屋根も同様です。安価な材料は雨漏りのリスクを高めます。予算と相談し、どの程度の材料にしたら良いかなど、きちんと専門の方と相談すると良いでしょう。
>>注文住宅のこだわりポイントを予算内で叶えるには?併せてこちらもチェック!
他に、断熱材を安価なものにしてしまうと、夏暑く、冬が寒い家となってしまい住み心地が良いとは言えません。結露やカビが発生し、結果的に家の劣化が早まる場合も。屋根も同様です。安価な材料は雨漏りのリスクを高めます。予算と相談し、どの程度の材料にしたら良いかなど、きちんと専門の方と相談すると良いでしょう。
>>注文住宅のこだわりポイントを予算内で叶えるには?併せてこちらもチェック!
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R+house八千代・幕張・柏・守谷は、いつか住んでみたいと思える理想の家を可能な限り手に届く価格で実現することがコンセプトです。お客様の希望を最大限に取り入れながら、費用を抑えつつも高性能な家づくりと庭づくりをトータルでご提案いたします。柏市・八千代市・習志野市で注文住宅を建てたいとお考えの方はぜひR+house八千代・幕張・柏・守谷にお任せください!一生に一度のマイホームが素敵な空間になるお手伝いをいたします。