住宅に関する国の補助金や減税制度

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅に対する補助金
ZEH住宅とは、年間のエネルギー消費量がゼロになることを目指した住宅を指します。ZEH住宅を実現するにあたって重要なのが「断熱」、そして「省エネ」「創エネ」です。
「断熱」は、断熱性・気密性の高い素材を屋根・壁・窓・床などに使用し、外気温の影響を受けにくい家をつくることを指します。「省エネ」は、性能の良い住設機器や換気システムを導入して消費エネルギーを減らすこと。LED照明の導入なども含まれます。また「創エネ」とは、自然の力によりエネルギーを創り出すことです。屋根に設置する太陽光発電は、得た電力を使用できるだけでなく、余ったら売電したり蓄電して停電にそなえたりすることも可能です。
ZEH住宅は、性能により「ZEH」「ZEH+」「次世代ZEH+」「次世代HEMS」の4区分に分類されます。ここでは「ZEH」の補助事業をご紹介します。
>>ZEH住宅のさらに詳しい解説はこちら
「断熱」は、断熱性・気密性の高い素材を屋根・壁・窓・床などに使用し、外気温の影響を受けにくい家をつくることを指します。「省エネ」は、性能の良い住設機器や換気システムを導入して消費エネルギーを減らすこと。LED照明の導入なども含まれます。また「創エネ」とは、自然の力によりエネルギーを創り出すことです。屋根に設置する太陽光発電は、得た電力を使用できるだけでなく、余ったら売電したり蓄電して停電にそなえたりすることも可能です。
ZEH住宅は、性能により「ZEH」「ZEH+」「次世代ZEH+」「次世代HEMS」の4区分に分類されます。ここでは「ZEH」の補助事業をご紹介します。
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こどもエコすまい支援事業
子育て世帯や若者夫婦世帯が、ZEHレベル基準を満たした新築住宅を建てるのを支援するための事業。2023年から本格実施されており、リフォームも補助の対象です。
事業名:こどもエコすまい支援事業
実施主体:国土交通省
対象:
・新築注文住宅の建築主
・新築分譲住宅の購入者
・リフォーム工事の発注者
※注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入に関しては、夫婦のどちらかが39歳以下または18歳未満の子どもを有する世帯が対象
補助金額:1住宅につき1,000,000円
※リフォームは50,000~600,000円
申請期間:2023年3月下旬~(予算上限に達するまで)
なお、現在建てている場合やすでに家を建てたなどの場合も、2022年11月8日以降に工事に着手していれば対象です。申請については、ハウスメーカーなどに確認してみましょう。
事業名:こどもエコすまい支援事業
実施主体:国土交通省
対象:
・新築注文住宅の建築主
・新築分譲住宅の購入者
・リフォーム工事の発注者
※注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入に関しては、夫婦のどちらかが39歳以下または18歳未満の子どもを有する世帯が対象
補助金額:1住宅につき1,000,000円
※リフォームは50,000~600,000円
申請期間:2023年3月下旬~(予算上限に達するまで)
なお、現在建てている場合やすでに家を建てたなどの場合も、2022年11月8日以降に工事に着手していれば対象です。申請については、ハウスメーカーなどに確認してみましょう。
地域型住宅グリーン化事業
地域の木造住宅関連事業者が、省エネ性能・耐久性などに優れた木造住宅を建築する際に交付される補助金で、2015年度に開始されました。補助金を受けられるのは、国土交通省の採択を受けた施工事業者で家を建てた場合のみ。そのため、この補助金を受けたい場合は、施工事業者が採択を受けているかどうかを確認する必要があります。
事業名:地域型住宅グリーン化事業
実施主体:国土交通省
対象:国土交通省により採択された事業者が建築する、耐久性や省エネルギー性能などに優れた新築木造住宅
補助金額:1住宅につき上限額140万円
なお、条件を満たす場合であっても、その住宅が土砂災害特別警戒区域に位置する場合は補助の対象外となります。
事業名:地域型住宅グリーン化事業
実施主体:国土交通省
対象:国土交通省により採択された事業者が建築する、耐久性や省エネルギー性能などに優れた新築木造住宅
補助金額:1住宅につき上限額140万円
なお、条件を満たす場合であっても、その住宅が土砂災害特別警戒区域に位置する場合は補助の対象外となります。
戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業
日本が2020年に宣言した、脱炭素社会の実現を目指すために行われている事業です。「ZEH」「ZEH+」の区分にあたる住宅が対象となっています。
事業名:戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業
実施主体:環境省
対象:
・ZEHの定義を満たす住宅
・ZEHビルダー/プランナーが設計・建築または販売する住宅
補助金額:1住宅あたり定額550,000円
上記は「ZEH」の場合に受けられる補助金額です。「ZEH+」の場合は、1住宅あたり定額1,000,000円となります。
事業名:戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業
実施主体:環境省
対象:
・ZEHの定義を満たす住宅
・ZEHビルダー/プランナーが設計・建築または販売する住宅
補助金額:1住宅あたり定額550,000円
上記は「ZEH」の場合に受けられる補助金額です。「ZEH+」の場合は、1住宅あたり定額1,000,000円となります。
住宅ローン減税
住宅の新築や取得、増改築などをする際の負担を減らすための制度です。年末時点で残っている住宅ローンの0.7%が、所得税から最大で13年間控除されます。2022年度の税制改正では、環境性能の高い住宅の借入限度額の設定が引き上げられました。
制度名:住宅ローン減税
適用条件:
・引き渡しまたは工事完了から6ヵ月以内に入居
・床面積が50㎡以上
・住宅ローンの借入期間が10年以上
・合計所得金額が20,000,000円以下 など
控除額:年末時点で残っている住宅ローンの0.7%
控除期間:13年間 ※新築住宅の場合
新築住宅の場合の借入限度額は、省エネ基準を満たさない住宅で30,000,000円、環境性能の高い住宅で40,000,000~50,000,000円となっています。
※2022年・2023年入居の場合
参考:国土交通省HP「こどもエコすまい支援事業について」
参考:国土交通省HP「令和4年度地域型住宅グリーン化事業 グループ募集の開始」
参考:国土交通省HP「住宅ローン減税」
>>八千代・幕張・柏エリアの地銀ローン商品や金利についてはこちら!
>>千葉の注文住宅、価格相場っていくら?費用を抑えるポイントも解説!
制度名:住宅ローン減税
適用条件:
・引き渡しまたは工事完了から6ヵ月以内に入居
・床面積が50㎡以上
・住宅ローンの借入期間が10年以上
・合計所得金額が20,000,000円以下 など
控除額:年末時点で残っている住宅ローンの0.7%
控除期間:13年間 ※新築住宅の場合
新築住宅の場合の借入限度額は、省エネ基準を満たさない住宅で30,000,000円、環境性能の高い住宅で40,000,000~50,000,000円となっています。
※2022年・2023年入居の場合
参考:国土交通省HP「こどもエコすまい支援事業について」
参考:国土交通省HP「令和4年度地域型住宅グリーン化事業 グループ募集の開始」
参考:国土交通省HP「住宅ローン減税」
>>八千代・幕張・柏エリアの地銀ローン商品や金利についてはこちら!
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八千代市独自の住宅に関する補助金や制度

八千代市木造住宅耐震改修費補助事業
地震による住宅倒壊の被害から生命や財産を保護し、安全・安心な生活を確保するために行われている事業です。木造住宅の耐震改修にかかる費用に対して、補助金が支給されます。
事業名:八千代市木造住宅耐震改修費補助事業
実施主体:八千代市
対象:
・1998年の建築基準法改正前の規定により建てられた木造住宅
・着工日が1981年5月31日以前
・2階建て以下
・上部構造の耐震性能評点が1.0未満など
補助金額:耐震工事にかかる費用の5分の4 ※上限1,000,000円
申請前に契約や工事を実施すると、補助の対象になりません。工事契約前に申請手続きを行いましょう。
事業名:八千代市木造住宅耐震改修費補助事業
実施主体:八千代市
対象:
・1998年の建築基準法改正前の規定により建てられた木造住宅
・着工日が1981年5月31日以前
・2階建て以下
・上部構造の耐震性能評点が1.0未満など
補助金額:耐震工事にかかる費用の5分の4 ※上限1,000,000円
申請前に契約や工事を実施すると、補助の対象になりません。工事契約前に申請手続きを行いましょう。
八千代市空家リフォーム費補助事業
空家の利活用を図り、移住・定住により地域を活性化させるために行われている事業です。空家リフォームにかかる費用を、一部補助してもらえます。
事業名:八千代市空家リフォーム費補助事業
実施主体:八千代市
対象:
・1981年6月1日以降着工の登録空家(売買契約の締結日から2年以内)に居住する方
・1981年5月31日以前着工の耐震性能を有する登録空家(売買契約の締結日から2年以内)に居住する方 ※上記2つのどちらかが満たされた場合
・市内に本店・支店・事務所などがある法人・個人事業者が行うリフォーム
補助金額:
・補助対象経費の3分の1かつ300,000円以内 ※ただし特定の地域にある空家は上限額500,000円とする
・移住世帯、子育て世帯などは50,000~100,000円の加算あり
対象となる工事、対象とならない工事がこまかく決まっているため、くわしくは八千代市のWEBサイトでご確認ください。工事着手前の交付申請が必要です。
事業名:八千代市空家リフォーム費補助事業
実施主体:八千代市
対象:
・1981年6月1日以降着工の登録空家(売買契約の締結日から2年以内)に居住する方
・1981年5月31日以前着工の耐震性能を有する登録空家(売買契約の締結日から2年以内)に居住する方 ※上記2つのどちらかが満たされた場合
・市内に本店・支店・事務所などがある法人・個人事業者が行うリフォーム
補助金額:
・補助対象経費の3分の1かつ300,000円以内 ※ただし特定の地域にある空家は上限額500,000円とする
・移住世帯、子育て世帯などは50,000~100,000円の加算あり
対象となる工事、対象とならない工事がこまかく決まっているため、くわしくは八千代市のWEBサイトでご確認ください。工事着手前の交付申請が必要です。
高齢者等居住改修(バリアフリー改修)に対する減額

事業名:高齢者等居住改修(バリアフリー改修)に対する減額
実施主体:八千代市
対象:
・65歳以上または要介護・要支援認定を受けた方または障害のある方
・築10年以上経過した住宅の廊下の拡幅、階段勾配の緩和、浴室・トイレの改良、段差の解消、手すりの取り付け、引き戸への変更などの改修工事
・改修後の住宅床面積が50~280㎡で、工事費の自己負担額が500,000円を超える
・工事完了日が2016年4月1日~2024年3月31日までのもの
軽減額:
・床面積が100㎡以下の場合…税額の3分の1
・床面積が100㎡を超える場合…100㎡分の税額の3分の1
減額期間:工事完了の翌年度(1年度分)
工事完了後、3ヵ月以内の申告が必要です。
熱損失防止改修(省エネ改修)に対する減額
既存住宅の省エネ改修をした場合に、固定資産税が1年度分減額されます。長期優良住宅認定を受けて改修工事をした場合は、軽減額が大きくなります。
事業名:熱損失防止改修(省エネ改修)に対する減額
実施主体:八千代市
対象:
・2014年4月1日以前から既存している住宅の窓の改修工事(複層ガラス化・二重サッシ化など)
・上記の工事に併せて行う床・天井・壁の断熱工事
・改修後の住宅床面積が50~280㎡で、工事費の自己負担額が600,000円を超える
・工事完了日が2022年4月1日~2024年3月31日までのもの
軽減額:
・床面積が120㎡以下の場合…税額の3分の1
・床面積が120㎡を超える場合…120㎡分の税額の3分の1
・長期優良住宅認定を受けて改修した場合…税額の3分の2
減額期間:工事完了の翌年度(1年度分)
バリアフリー改修と同様に、原則工事完了後3ヵ月以内の申請が必要です。
参考:八千代市HP「八千代市木造住宅耐震改修費補助事業のご案内」
参考:八千代市HP「八千代市空家リフォーム費補助事業のご案内」
参考:八千代市HP「高齢者等居住改修(バリアフリー改修)に対する固定資産税の減額」
参考:八千代市HP「熱損失防止改修(省エネ改修)に対する固定資産税の減額」
>>長期優良住宅のメリットやデメリットなどの詳しい解説はこちら
事業名:熱損失防止改修(省エネ改修)に対する減額
実施主体:八千代市
対象:
・2014年4月1日以前から既存している住宅の窓の改修工事(複層ガラス化・二重サッシ化など)
・上記の工事に併せて行う床・天井・壁の断熱工事
・改修後の住宅床面積が50~280㎡で、工事費の自己負担額が600,000円を超える
・工事完了日が2022年4月1日~2024年3月31日までのもの
軽減額:
・床面積が120㎡以下の場合…税額の3分の1
・床面積が120㎡を超える場合…120㎡分の税額の3分の1
・長期優良住宅認定を受けて改修した場合…税額の3分の2
減額期間:工事完了の翌年度(1年度分)
バリアフリー改修と同様に、原則工事完了後3ヵ月以内の申請が必要です。
参考:八千代市HP「八千代市木造住宅耐震改修費補助事業のご案内」
参考:八千代市HP「八千代市空家リフォーム費補助事業のご案内」
参考:八千代市HP「高齢者等居住改修(バリアフリー改修)に対する固定資産税の減額」
参考:八千代市HP「熱損失防止改修(省エネ改修)に対する固定資産税の減額」
>>長期優良住宅のメリットやデメリットなどの詳しい解説はこちら
八千代市独自の子どもの医療費に関する助成制度

八千代市は、子育てに関する相談窓口が充実していることも大きな特徴です。子育て世代包括支援センター「やちっこ」では、保健師などの専門スタッフに妊娠・出産・子育てについての相談をすることができます。子どもを安心して遊ばせたい、仲間をつくりたいという場合は、子育て支援センター「ステップ21」などもあります。また、食生活や歯科などについて専門家に気軽に相談できる環境も整っていることから、子育てしやすい地域であると言えるでしょう。
参考:八千代市子育て支援サイト「子ども医療費助成制度のご案内」
参考:八千代市子育て支援サイト「子育て世代包括支援センター「やちっこ」でご相談に応じます」
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千葉県八千代市の注文住宅はR+house八千代・幕張・柏・守谷

R+house八千代・幕張・柏・守谷は、家づくりと庭づくりをトータルでご提案する工務店です。ZEHを超える高断熱、健康に暮らせる高気密、建築家によるこだわりの空間設計を強みとしています。千葉県八千代市で住宅購入やリフォームを検討中の方は、一度ご相談ください。
>>ZEHを超える高断熱で快適な家づくりについて、詳しくはこちら
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